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死の呪文になりうるコマンド「rm」

Last updated at Posted at 2023-12-09

何故この題材にしたのか

 Linuxを触る機会が増えて、新卒文系ということもあり先輩にこのコマンドが実行されてしまった場合、どれほど恐ろしいことになってしまうのかというのを教えていただきました。
実際にテスト環境でテストフォルダを作成してコマンドを試した所、本当に全部消えてしまって新卒なりにこのコマンド怖いなと感じ、間違いは起こさないようにしたいと思ったからです。

「rm」コマンドについて

rm

このコマンドはファイルを削除するものです。
使い方は「rm オプション」「rm -rオプション」といった形をとって使用します。
オプションの種類を抜粋すると以下があります。

オプション 内容
rm -f 確認せずに削除する
rm -i 削除実行前に確認メッセージを表示する
rm -I 3つ以上のファイル・ディレクトリ毎削除する際に確認確認メッセージを表示する
rm -r ファイルを再帰的に削除する
rm -v 削除されたファイルのリストを表示する
rm -d 空のディレクトリを削除する
etc...

そして一番使用してはいけないのは、、、

rm -rf

こちらです。
コマンドの意味としては「再帰的に強制的にファイルを削除する」です。
このコマンドは多大な危険性を孕んでいるので使用自体を禁止する場所も多いそうです。
これを使用すると全てを無に帰すので細心の注意を払わなければなりません。。。

rm -rfの危険性

 一つの危険性としては、もしroot権限でこれを実行してしまうとバックアップなどを取っていない限り今までの努力が全て消えてしまう恐れすらあることです。
また同プロジェクトに関わっている全ての人に迷惑がかかることは間違いないでしょう。。。

この危険を回避するために・・・

①まずこのコマンドを使用しないのが一番良い対策となるでしょう。
 藪をつついてわざわざ蛇を出さないのが安心安全です。
②万一、使用する場合は隣に他のエンジニアを付けて二重確認をガチガチに行うのを徹底しましょう。
これらを徹底すれば間違いを起こすのは限りなく減らすことができるでしょう。。。

まとめ

 この「rm」コマンドは使用に注意しなければならない削除コマンドのほんの一部の一部です。
これから自分がコマンドを使用していく中で、「rm」コマンドや別のコマンドに触れる際にはしっかり危険性を理解して使用しようと思います。

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