はじめに
文系卒未経験でこの業界に入ってきた私にとって現場で出てくる単語や情報は本当に最初理解するのが難しいと感じていました。
そこで今後の備忘録も兼ねて個人的に何を意識して現場で仕事をしているか大きく分けて3つ書いていこうと思います。
設計書のある場所を把握しておく
現場所属後に最初設計書の読み込みなどはあるかと思いますが、業務を進めていくと最初に読み込んだ設計書だけでは情報不足になること、或いは忘れてしまう部分が出てくると思います。
そんな時設計書を1から探していたのでは作業効率が低下してしまう恐れがあります。
↓(どう対処したか)
実施した対処法
・設計書が格納してあるフォルダのショートカットを作成してローカルに保存
・リポジトリブラウザのリンクをMicrosoftedgeのブックマークに保存して接続しやすいようにする。
新しく見る設計書が必要になった時、ある程度あたりを付けることができていれば予想立てて設計書の場所を調べられるので業務効率化、質問のしやすさにも繋がると思います。
プロジェクト全体のスケジュール(WBS)を把握しておく
最初にスケジュールを把握することで2つのメリットがあると考えます。
① 今手を付けている業務を何故実施する必要があるのかが分かる
② 全体のスケジュールを把握できれば現在のタスクの大まかな期限を把握できる
試して実際に感じたことの例
・設計書の修正と実機の修正が必要になった時、スケジュールを把握していたから結合テストで出た不具合だと瞬時に理解できたこと。
・何故この業務を進めなければならないのか理由が分かるので業務内容もをより覚えることができるし、責任感も上がったこと。
使用したコマンドもメモに残しておく
現場所属して使用するコマンドは知識として知っていても実際に使うとなると出てこないことがあります。
なので使用したコマンドはメモに残しておくのが良いと思います。
個人で実際に取ったメモの仕方の例。
"ディレクトリの追加を行う"
mkdir #ディレクトリを追加
mkdir -p #複数の階層のディレクトリを一気に作成可能
chmod 777 #ディレクトリやファイルに権限設定
chmod -R 777 #指定ディレクトリ配下のディレクトリ全てに権限設定
chown -R ['ユーザ名']:['グループ名'] #ディレクトリにユーザとグループを設定
"[応用編]"
mkdir -m 777 ['ディレクトリ']$(date +%y%m%d) #日付付きのディレクトリをを777のパーミッションで作成する
このメモのポイントは調べた先の言葉そのままではなく、自分の言葉で説明を書き留めたことです。
使用したコマンドを実際に例としてそのまま記載するのも手かもしれません。
自分の言葉でまとめると記憶に残りやすいというのが大きなポイントだと思います。
そうすることで実際に使用するときにスムーズにでてくるのではと思います。
またコマンドなどのメモだけでなく、知らない技術的な用語が出てきた時などにも応用できるのも非常に有用です。
最後に
今回取り上げたものはあくまで個人的に実施していることです。
別のやり方を持っている方、普段から当たり前にできている方もいるかと思いますがちょっとでも参考になれば幸いです。