はじめに
QUELCODEアドベントカレンダー?日目
今日はLTなどでも活用できるプレゼン手法について書いていきたいと思います。
もうもはやプログラミング学習関係なくて怒られそう…
論旨展開の手法
プレゼンというのは大勢の前で資料を使って自分の考えや商品、サービスの説明を行うもので、それらがプレゼンを聞いている相手に伝わらないと意味がありません。そのためにも論旨展開の手法をいくつか抑えておくといいです。
私が良く使う4つの論旨展開の手法をここでは紹介したいと思います。
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PREP法
プレゼン相手がある程度予備知識がある場合に趣旨を早く伝えることができる手法です。強く勧めたい場合や説得したい場合にも効果があります。
Point(結論)→Reason(理由)→Example(事例)→Point(結論)
上記のような順番で話を展開していきます。 -
ホールパート法
プレゼンの情報量が多い場合に用いる手法で、内容が迷子になりづらい特徴があります。
Whole導入(主題、概要)→Part詳細(事例や体験談)→Whole結論(主題、結論の確認)
上記のような順番で話を展開していきます。 -
SDS法
テレビのニュースと同じようなイメージで話を展開していく手法です。シンプルで汎用的な手法になります。
Summary(要約)→Details(詳細)→Summary(全体まとめ)
上記のような順番で話を展開していきます。 -
DESC法
人に何かを承認させたいときに使用する手法で、問題提起を行った後にその解決策を提案する手法になります。
Describe(描写)→Express(表現)→Suggest(提案)→Consequence(結果)
上記のような順番で話を展開していきます。
プレゼン資料編
最後にスライドを作成するうえで気を付けなければいけないことについて書いていきます。ここでは人前で発表する資料としてのスライドについての注意点を書くので、配布資料としてのスライドの注意点とは異なることを先にことわっておきます。
- 分量と形式
- 基本的に1分1スライド
- いきなり書き出さず、アウトラインを使うなどして概要や構成から伝える
- 1スライドに1つのメッセージ(=伝えたいこと)をもりこむ。多くても3メッセージくらいが限界
- QAの場合は1スライドに1つの質問と1つの答えで構成する。
- 見た目
- フォントサイズは「タイトル/見出し/本文」の3段階
- 文字や画像などの配置は一定にそろえる
- ポジティブな情報やネガティブな情報はそれぞれで色を統一
- 数値は大きく、単位は小さく表示する
まとめ
- プレゼンも論理的に構成することで相手が受け取りやすくなる。
- 1スライドに情報を詰めすぎない
- 最初が一番怖いが一回LTやってみる