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bicep の what-if を GUI で試す!

Last updated at Posted at 2024-03-27

こんにちは、アーキテクトのやまぱんです。

補足コメントや質問、いいね、拡散、是非お願いします🥺!
間違ってたら優しく教えてください!

今回は Azure の IaC ツールである Bicep の What-if を GUI (VScode) で試してみました!
簡単に VScode から実施できて非常に便利です!

Bicep の What-if とは、デプロイする前に同様な影響があるかを表示してくれる機能です。
いわゆる、ドライラン的な機能で、Terraform でいうところの plan です。

この記事執筆時点では、GA (一般提供) されていない機能です。

動機

拡張機能を入れてれば、 VScode から bicep のデプロイはできるけど、What-if って GUI で出来るんだっけ?
という会話が某所で巻き起こったのが発端です。

そもそも、コマンドでやるには?

下記のコマンドで実行することが可能です。

Azure CLI
az deployment group what-if --resource-group (デプロイするリソースグループ) --template-file (bicepファイル)

こちらのかたの記事で書かれているのが参考になるかと思います。

  • Bicep デプロイの What-If 操作 - MS Learn

GUI で What-if してみる (リソースグループ新規作成編)

さっそくやってみましょう、まずは新しいリソースグループで実施してみます。
前提として、 vscode と vscode にbicep 拡張機能、および Azure の Subscription があることです。
普通に bicep を利用している方であればこれらの環境は揃っていると思います。

手順

  • bicepファイル(.bicep) を VScode 上で右クリック → ”Show Deployment Pane”
    image.png

Pick Scope / Pick JSON Parameter File を設定します

  • Pick Scope / Pick JSON Parameter File を設定します
    image.png

  • Pick Scope
    Pick Scope を押すと、Subscription の指定、リソースグループの指定ができる
    (VScode からデプロイする場合と同じような感じです)
    image.png
    image.png

今回は新しいリソースグループを作ります
image.png

この時点で新しいリソースグループが作成されます。
image.png

こんな画面になります
image.png

  • Pick JSON parameterFile
    こちらから JSON 形式のパラメータファイルを指定します。
    またここで 直接 パラメータの値を入れることも可能です

image.png

こんな画面になります
image.png

What-if の実施

image.png

結果

新規デプロイなので こんな風にすべてのリソースが Create で見えます。
image.png

Create があることが分かります。

GUI で What-if してみる (既存リソースグループ編)

こちらの手順はリソースグループ新規作成編 と同じなので省略して、結果のみです。
ちなみに、すでに作成予定のリソースがあったりした場合は以下のよう結果になります。
image.png

Create / Nochange / Modify の種類があることが分かります。

今回使った bicep ファイルと パラメータファイル

参考までにこちらが今回使った bicep ファイルです。

参考になりそうな記事たち

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