こんにちは、アーキテクトのやまぱんです。
補足コメントや質問、いいね、拡散、是非お願いします🥺!
間違ってたら優しく教えてください!
モチベーション
ExpressRoute の接続モニターに関して調べていて、その中でコストについて調べたら結構難しかったのでメモ。
ExpressRoute の接続モニターは、Azure 環境とオンプレミス環境間の接続性を監視するためのクラウドベースのネットワーク監視ソリューションです。 これにより、プライベート ピアリングおよび Microsoft ピアリング接続のネットワーク状態を継続的に監視し、潜在的な問題を早期に検出できます。 Azure Monitor エージェント(古い方法では Log Analytics エージェント) や Log Analytics Workspace、Network Watcher といった機能を利用します。
詳細は以下
- ExpressRoute の接続モニターの構成 - MS Learn
執筆時時点では (古い方法である) Log Analytics エージェント を使うバージョンで記載されている
- 接続モニターで Azure Monitor エージェントを使用してネットワーク接続を監視する
Azure Monitor エージェント を使うバージョンでの参考になる方法が記載されている
コストを調べる
かかってくるコストは以下
- Azure Monitor まわりのコスト ( Log Analytics Workspace のログ や 設定次第でアラート)
- ExpressRoute まわりのコスト
- Network Watcher - 接続モニター
はい、これらのリンクを見ていくと、どうもよくわからないのが Network Watcher - 接続モニター のコストです。よくわからん!😱
Network Watcher - 接続モニター のコスト
具体的には以下のように記載されています。 (*2025/01/30 時点の画面ショットです。)
先行して理解するためのヒントをお伝えしておくと、黄色ハイライト部分、日本語訳だと、「1か月あたり 10 回 」ですが、「1か月あたり10 個」 の方がしっくりきます。
「テストごとに課金されるんだな~」
「ん、テストって何?」
「もしかして、 Azure
- オンプレ
間の疎通確認のための 1つの TCP コネクションのことを 1テストって言ってる!?めっちゃ高くない!?( ゚Д゚)」
って普通なりますよね、私はなりました。
🧐 実は…「テスト」の意味はちょっと違う!
真相究明
結論から言うと以下。
- テストは、[送信元エンドポイント]、[宛先エンドポイント]、[テスト構成] の組み合わせのこと
- テストは、監視データを取得する最小単位
- テストグループに追加されたすべての送信元、宛先、およびテスト組み合わせは、それぞれ個別のテストとしてカウントされる
以下は、送信元と宛先がどのように組み合わされるかの例です。
以下の場合のテストグループTG1
を作った場合、組み合わせは 3×2×2 でテストの数は 12 となります。
なので、さっきの例だと、0-10 のテストは無料で、それを超えた 2 つが課金対象。
課金表を見ると、47.27円 × 2 で 100 円弱となります。
参考 (上記の表も以下の URL より拝借しています)
- 接続の監視の概要 - MS Learn
まとめ
✅ (ExpressRoute の) 接続モニターは「テスト」単位で課金される!
✅ テスト = [送信元] × [宛先] × [テスト構成] の組み合わせ
✅ 10テストまでは無料、それ以上は1テストごとに課金!
意外と?そんなに高くなかった って話でした!🎉
「(接続モニターの課金ページの) テストって何?」と気になってた人の モヤモヤが晴れますように! ☀️
質問・コメント・いいね、拡散もお待ちしてます!🐼✨