こんにちは、アーキテクトのやまぱんです。
補足コメントや質問、いいね、拡散、是非お願いします🥺!
間違ってたら優しく教えてください!
Azure を利用する上で役立つ Copilot 系 AI ツールの分類 について、いろいろありややこしくなってきつつあるので自分のためにもまとめてみます。
このあたりは変化が激しいので必ずご自身でもしらべることをお勧めします。
いろいろ統廃合、リブランディングなどが1~2年のうちにすすみそうだなーって思ってます:b⚡
サマリ
まずは結論から話せということでまず最初にサマリです。
ツール名 (公式URL) |
主な用途・利用シーン | 特徴・強み | 対象ユーザー |
---|---|---|---|
Copilot in Azure 公式ページ |
Azure運用・管理、設計・トラブルシュート・FAQ自動化 | Azureポータル統合、自然言語からリソース操作・設計ナレッジ活用、シナリオベースの実行が可能。 現場運用の幅広い支援。 |
Azure利用企業、情シス、クラウド管理者 |
Security Copilot 公式ページ |
セキュリティ運用、脅威分析、SOC業務・インシデント対応 | Microsoft Threat IntelligenceやDefender連携、KQL自動生成。 セキュリティ専門AIで最新攻撃情報分析・現場適用力が高い。 |
SOC、セキュリティ運用担当、CISO |
Microsoft 365 Copilot 公式ページ |
Office業務自動化・要約・生産性向上 | Word/Excel/Teams等に統合、社内データ活用のドキュメント・メール要約等。 業務ユーザー向け日常業務のAI自動化に特化。 |
一般従業員、ナレッジワーカー、経営層 |
プロンプトコーチ 公式ドキュメント |
プロンプトエンジニアリング支援、AI活用スキル向上 | Microsoft 365 Copilot拡張機能、効果的なプロンプト作成指導・AI活用支援。 プロンプト最適化に特化した教育ツール。 |
AI初心者、プロンプト改善したい全ユーザー |
GitHub Copilot for Azure VS Code Marketplace |
アプリ開発支援、IaC生成、CI/CD支援 | VS Code内からAzureリソース操作やCLI/コード生成、開発・デプロイ自動化。 開発ワークフロー一体化が強み。 |
アプリ開発者、DevOpsエンジニア |
Azure SRE Agent 公式ブログ *現状Preview |
サイト信頼性・24/7運用自動化、障害検知・復旧 | 常駐AIによる自動インシデント検知・修復、PagerDuty連携。 能動的な運用自動化・復旧対応に特化。 |
SRE、インフラ運用担当、DevOps |
Azure MCP Docs GitHub |
普段のAIからAzure操作・大量作業自動化 |
いつものChatGPT/ClaudeからAzure操作:「10台のサーバー作って」等の自然言語指示でリソース作成。 大量作業を瞬間処理:手作業1時間→1分で完了、繰り返し作業の完全自動化。 AIが判断して実行:「コスト削減して」「セキュリティ強化して」等の曖昧な指示もAIが理解して実行。 |
Azure操作を効率化したい全てのユーザー |
Microsoft Learn Docs MCP GitHub |
Microsoft公式情報の超高速検索 |
AIにMicrosoft公式情報検索エンジンを追加:「Azure Container Appsの使い方は?」等の質問に公式ドキュメントから即座に正確回答。 高速・正確な検索性能:膨大なMS Learn全体から約0.1秒で的確な情報を抽出。 新機能発表とほぼ同時に検索可能、常に最新の公式情報。 |
Azure学習者、技術調査、正確な情報が必要な全ユーザー |
それぞれについて詳しく見ていきましょう!
では、各ツールの特徴を詳しく解説していきます。まずはAzureポータル統合の王道から始めましょう🚀
Copilot in Azure
公式URL: https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/copilot
使いどころ
- Azureポータル内での自然言語によるリソース操作
- インフラ設計時のベストプラクティス提案
- トラブルシューティング時の原因分析・解決策提案
- コスト最適化の提案とアクション実行
差別化ポイント
- Azureポータル完全統合: ポータル上で直接対話しながらリソース操作可能
- コンテキスト理解: 現在のAzure環境を理解した上での提案
- 実行可能なアクション: 提案だけでなく実際のリソース作成・変更まで実行(ただしすべての操作ができるわけではない。手順を示すにとどまったり、確認を求められる場合がほとんど)
Azure Portal からではなく AI シェルやモバイルアプリからも使えますが、現実的に一番使えるのは現状はAzure Portal 経由の Copilot in Azure です。
コスト
- Azure利用料金に含まれる(追加料金なし)
- 一部高度な機能は将来的に有料プランの可能性あり
導入手順
- Azureポータルにログイン
- 右上のCopilotアイコンをクリック
- プレビュー機能を有効化
- 自然言語で質問・指示を入力
次はセキュリティ特化のプロフェッショナル向けAIです。SOCやセキュリティ運用チームには必須のツールですね🛡️
Security Copilot
公式URL: https://www.microsoft.com/ja-jp/security/business/ai-machine-learning/microsoft-security-copilot
使いどころ
- セキュリティインシデントの初期対応・分析
- KQLクエリの自動生成とログ分析
- 脅威ハンティングの効率化
- セキュリティレポート作成の自動化
差別化ポイント
- Microsoft Threat Intelligence統合: 最新の脅威情報を活用した分析
- セキュリティ専門知識: セキュリティドメインに特化したAI
- Microsoft Defender連携: 既存のセキュリティツールとのシームレス連携
- Azure Firewall のログ分析: Azure Firewall のログ分析などは Copilot in Azure ではできません。
コスト
- SCU(Security Compute Units)ベース: 時間単位の従量課金制
- プロビジョニング容量: 事前割り当て、時間ブロック単位で課金
- オーバーレージ容量: 使用量ベースの追加課金
- Microsoft 365 E5 Security含む上位プランで利用可能
参考: Microsoft Security Copilotの概要
続いては一般ユーザーの生産性向上の定番です。オフィスワーカーには馴染み深いツールですね📊
Microsoft 365 Copilot
公式URL: https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/copilot
使いどころ
- Word/Excel/PowerPointでの文書作成・データ分析
- Teamsでの会議要約・アクションアイテム抽出
- Outlookでのメール作成・返信支援
- SharePointでの社内情報検索・要約
差別化ポイント
- Microsoft Graph統合: 組織内のデータを横断的に活用
- 業務アプリ深度統合: 各Officeアプリの機能を深く理解
- プライバシー重視: 企業データの外部流出防止
コスト
- Microsoft 365 Copilot: $30/ユーザー/月
- Microsoft 365 E3/E5ライセンス必須
導入手順
- Microsoft 365 E3/E5の導入確認
- Microsoft 365 Copilotライセンス購入
- Microsoft Graph データ接続許可設定
- ユーザートレーニング・変更管理
参考: Microsoft 365 Copilot 管理者ガイド
ここからはAI活用スキル向上に役立つツールです。Microsoft 365 Copilotを更に活用したい方におすすめ🎯
プロンプトコーチ
こちらは Azure ユーザーにとかしたものではないですが、便利なので是非使ってほしいです°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°✨
以下のリンク先から簡単に試すことができます。
Prompt Coach を試すには、 Prompt Coach エージェントをインストールします。
使いどころ
- AI初心者向けのプロンプト作成指導
- 効果的なプロンプトエンジニアリング技術習得
- Microsoft 365 Copilot活用スキル向上
- チーム全体のAI活用レベル底上げ
差別化ポイント
- Microsoft 365 Copilot拡張: 既存環境での seamless な利用
- 実践的指導: 実際の業務シーンに即したプロンプト改善
- 学習進捗管理: ユーザーのスキル向上を段階的にサポート
コスト
- Microsoft 365 Copilotライセンスに含まれる
- 追加コストなし
導入手順
- Microsoft 365 Copilot環境の準備
- Copilot Studio からプロンプトコーチテンプレートを選択
- 組織のニーズに合わせてカスタマイズ
- ユーザーへの展開・利用促進
参考: Copilot Studio Agent Builder
ここからは開発者向けの本格的なツールに入ります。まずは開発ワークフローの強い味方から💻
GitHub Copilot for Azure
公式URL: VS Code Marketplace
VS Code内でAzureリソースの操作・管理・デプロイを統合的に行える開発者向けAIツールです。Infrastructure as CodeやCI/CDパイプラインの生成から、Azure CLIコマンドの自動生成まで、開発ワークフローをAIが強力にサポートします。
使いどころ
- VS Code内でのAzureリソース操作・管理
- Infrastructure as Code (ARM, Bicep, Terraform) の生成
- Azure CLI/PowerShellコマンドの自動生成
- CI/CDパイプライン設定の支援
差別化ポイント
- 開発環境統合: VS Code内でAzure操作が完結
- コード生成特化: インフラコードの自動生成に特化
- DevOpsワークフロー: 開発からデプロイまでの一気通貫支援
コスト
- GitHub Copilot Free: 無料版(機能制限あり)
- GitHub Copilot Pro: $10/月(個人向け)
- GitHub Copilot Pro+: $39/月(個人向け、高度な機能)
- GitHub Copilot Business: $19/ユーザー/月(組織向け)
- Azure拡張機能自体は無料(GitHubサブスクリプション要)
導入手順
- VS Code + Azure拡張機能のインストール
- GitHub Copilotサブスクリプション取得
- Azure GitHub Copilot拡張機能インストール
- Azureアカウント認証・接続
参考: GitHub Copilot for Azure 公式ガイド
次は運用自動化の未来形です。まだプレビューですが、SREの業務を根本から変える可能性を秘めたツールです🔧
Azure SRE Agent
公式URL: 公式ブログ
24/7体制でAzureインフラを監視し、障害検知から自動復旧まで行う次世代運用自動化AIです。人間の介入前にシステム障害を検知・修復し、PagerDutyなどの外部ツールと連携してエスカレーション管理も自動化します。
⚠️ 重要: 現在はプレビュー段階で、一般利用はできません。ウェイトリスト申込みが必要です。私も申し込んでますがまだ使えていません早く使ってみたいですが、もう少し待つ必要があります😅
使いどころ
- 24/7自動監視・インシデント検知
- 自動復旧アクションの実行
- 運用チームへのアラート・エスカレーション
- 運用業務のナレッジベース構築
差別化ポイント
- 能動的運用: 人間の介入前に自動で問題解決
- 学習機能: 過去のインシデントから対応パターンを学習
- 外部ツール連携: PagerDuty、ServiceNowなどとの統合
- リアルタイム対応: 24/7継続監視で即座にインシデント検知
コスト
- プレビュー期間中は無料
- GA後の料金は未発表(監視対象リソース数ベースの予想)
導入手順
現在の状況(2025年6月時点):
- ウェイトリスト申込み: SRE Agent applicationで申請
- プレビューアクセス待ち: 限定プレビューのため承認待ち
- 準備: Azure ContributorまたはUser Access Administrator権限の確保
- 利用開始: プレビューアクセスが承認され次第、エージェント作成可能
GA後の想定手順:
- Azure ポータルから「SRE Agent」を検索
- 監視対象リソースグループの選定・設定
- アラート・エスカレーション ルールの設定
- 自動復旧アクションの定義・テスト
ここからは最新技術MCPプロトコルを活用したツールです。これらは現在の技術的な柔軟性では他を圧倒していますね🚀
Azure MCPクライアント
公式URL: Microsoft Learn | GitHub
簡単に言うと: いつものChatGPTやClaudeから、普通の日本語でAzureリソースを操作できるようになる画期的なツールです。「10台のWebサーバーを作って」「使っていないストレージを削除して」といった指示を自然言語で行えば、AIが自動でAzure上で実行してくれます。
こんな時に便利です
- 繰り返し作業の完全自動化: 毎週決まった時間に開発環境を起動・停止したい
-
大量作業を一度に片付けたい:
- 「30台のテスト用VMを一度に作りたい」
- 「使っていないストレージアカウントを全て削除して」
-
複雑な判断を含む作業:
- 「月額10万円を超えそうなリソースを特定して、コスト削減案を提示して」
- 「セキュリティが弱い設定を見つけて強化して」
-
普段使っているAIツールからAzure操作:
- ChatGPTで「Azure Container Appsにこのアプリをデプロイして」
- Claudeで「リソースグループの使用量レポートを作って」
なぜ他のツールより便利なのか?
- �️ 自然言語で指示: 難しいコマンドを覚える必要なし、普通の日本語でOK
- ⚡ 大量作業を瞬時に完了: 手作業なら1時間かかる作業が1分で終わる
-
🤖 AIが判断して実行:
- 「コストを下げて」→ AIが自動で無駄なリソースを見つけて削除提案
- 「セキュリティを強化して」→ 危険な設定を自動で特定・修正
- 📋 全ての操作を記録: 「いつ・誰が・何をしたか」が全て残る、監査も安心
- � いつものAIツールで使える: 新しいツールを覚える必要なし、ChatGPTやClaudeからそのまま使用
コスト
- MCPクライアント自体は無料(オープンソース)
- 実際のAzureリソース利用料金は別途発生
導入手順
推奨: GitHub Copilot Agent での簡単セットアップ
- VS CodeにGitHub Copilot拡張機能をインストール
- Agent Modeに切り替えて「@azure」エージェントを利用
- Azure CLIで認証:
az login
これだけでAzure MCPクライアントの機能が利用可能です。
その他の方法: Claude Desktopでの設定やDocker利用も可能です。詳細は公式リポジトリをご参照ください。
GitHub Copilot へのインストールn詳細はこちらが役立つと思います。
最後は公式情報検索の決定版です。技術調査や設計時の信頼できる情報源として重宝します📚✨✨
Microsoft Learn Docs MCP Server
公式URL: GitHub
簡単に言うと: ChatGPTやClaudeに「Azure専用の公式情報検索エンジン」を組み込むツールです。「Azure Container Appsの使い方は?」「このエラーメッセージはどう解決する?」といった質問に、Microsoft公式ドキュメントから正確な情報を瞬時に回答してくれます。
⚠️ 重要: 現在パブリックプレビュー段階です。GA(一般提供)前に実装が大幅に変更される可能性があります。
出典: Microsoft Learn Docs MCP Server 公式リポジトリ - "Please note that this project is in Public Preview and implementation may significantly change prior to our General Availability."
大先輩がわかりやすいブログをかいてくれています。
Learn Docs MCP Server に関してはこちらもご覧ください!
こんな時に便利です
-
技術調査の超スピードアップ:
- 「Azure Container Appsでマイクロサービスを作りたい」→ 関連する公式ドキュメント全てを1秒で検索
- 従来30分かかる調査が30秒で完了
-
エラー解決の即効性:
- 「VMに接続できない」→ 考えられる原因と解決手順を公式ドキュメントから即座に提示
- エラーメッセージをコピペするだけで的確な答えが得られる
-
最新情報のキャッチアップ:
- 新サービスの発表と同時に詳細な使い方を検索可能
- 「Azure OpenAI Serviceの最新モデルの使い方は?」→ 最新情報を即座に取得
-
正確な技術仕様の確認:
- 「このAPIの制限値は?」「対応リージョンは?」→ 公式ドキュメントから正確な数値を即取得
- 曖昧な情報による設計ミスを完全に回避
なぜ他の検索方法より便利なのか?
-
🔍 Microsoft公式情報100%:
- 質問例:「Container Appsでカスタムドメインを設定したい」→ 公式ドキュメントから最適解を即座に抽出
- 非公式情報や古い情報に惑わされる心配がゼロ
- ⚡ Google検索より10倍高速: 膨大なMicrosoft Learn全体から0.1秒で正確な回答
-
🤖 質問の意図を理解:
- 「Azureで機械学習をやりたい」→ Azure Machine Learning、Cognitive Services、OpenAI Service等を総合的に提案
- 曖昧な質問でもユーザーの本当の目的を理解して回答
- � 常に最新情報: 新機能の発表と同時に検索対象に追加される
- 🎯 ピンポイント回答: 長いドキュメントの中から必要な部分だけを的確に提示
コスト
- 完全無料 - MCP(Model Context Protocol)サーバーはMITライセンスのオープンソース
- セルフホスト型でライセンス料金なし
- Microsoft Learn APIへのアクセスも無料
- 運用コストはホスティング環境のみ(例:AWS、Azure、GCPのコンピュートコスト)
公式確認済: GitHubリポジトリにてMITライセンス表記、Microsoft Learn ドキュメントでも無料提供明記
導入手順
推奨: VS Code GitHub Copilot での簡単セットアップ
- VS CodeにGitHub Copilot拡張機能をインストール
- ワンクリックインストールリンクをクリック:
- GitHub CopilotでAgent Modeに切り替え
- テスト実行: "Azure Container Appsを作成するaz cliコマンドを公式ドキュメントから教えて"
その他の方法: Cursor IDEやClaude Desktopでの設定も可能です。詳細は公式リポジトリをご参照ください。
参考: Microsoft Learn Docs MCP Server 公式ガイド
GitHub Copilot への詳細な導入手順はこちらのブログが参考になるかと思います。
🎯 シーン別おすすめツール
「Azureを始めたばかり」「まずは無料で試したい」の方
- Copilot in Azure - Azureポータルですぐ使える、追加料金なし
- Microsoft Learn Docs MCP - AIにAzure専用の検索エンジンを追加、完全無料
このブログもこんな風に Docs MCP
を用いて書いています。
「Azure作業を楽にしたい」「繰り返し作業が多い」の方
- Azure MCPクライアント - 大量作業・繰り返し作業の完全自動化
- GitHub Copilot for Azure - 開発作業とAzure操作を一つのツールで完結
「セキュリティが最優先」の組織
- Security Copilot - セキュリティ専門AI、脅威検知・対応の自動化
「チーム全体の生産性を上げたい」企業
- Microsoft 365 Copilot + プロンプトコーチ - 全社的なAI活用の底上げ
「24/7運用を自動化したい」SREチーム
- Azure SRE Agent - 人間の代わりに障害対応(プレビュー中、早く使いたい!😤)
💡 シーン別おすすめの組み合わせ
「とりあえず無料でAzureを効率化したい」: Copilot in Azure + Microsoft Learn Docs MCP
「開発と運用の両方を楽にしたい」: GitHub Copilot for Azure + Azure MCPクライアント
「会社全体でAIを活用したい」: Microsoft 365 Copilot + Security Copilot
🚀 これからのトレンド
MCPプロトコルの普及により、外部AIツールとAzureの連携がますます強力になっています。Claude、ChatGPT、GitHub Copilot などから Azure を直接操作できる時代が到来しており、従来のポータルベース操作を超越した効率性を実現できます。
「AI for Azure」ではなく「Azure for AI」- つまり、AIツールにAzureを使わせる発想で取り組むと、より大きな価値を得られるでしょう。
有料・無料に関係なく、あなたの目的に応じた最適なツールを選んで、充実した Azure ライフを送りましょう!🎉
よくあるトラブルシューティング
MCPクライアント関連
-
認証エラー:
az login
でAzure CLIの再認証を実行 - GitHub Copilot Agent や Claude Desktopで動作しない: 設定ファイルのJSON構文を確認
GitHub Copilot for Azure関連
- Azure拡張機能が認識されない: VSCodeとAzure拡張機能を最新版に更新
- サブスクリプション表示されない: Azure Account拡張機能でアカウント再接続
まとめ:あなたに最適なAIツールはこれだ!
さて、8つのAIツールを見てみたり、いろいろ述べてきましたが、「結局どれを使えばいいの?」という声が聞こえてきそうですね😅
結局のところ、それぞれが異なる特性を持っているため、適材適所で使い分けることが重要です。現状では、正直なところMCPクライアント系(Azure MCP や Docs MCP)が Copilot in Azureを上回っているのが実情ですが、昨今の AI の進化は早いので今後の発展が楽しみですし、すぐに追い抜く可能性もあると思っています。
個人的に現状では Github Copilot for Azure , Azure MCP , Learn Docs MCP を設定した GitHub Copilot を使うのが一番な気がしています。もちろん Copilot in Azure もお手軽でよいですが。
参考ブログ
-
Microsoft Tech Community - Azure Copilot 活用事例集
Azure PaaS関連の最新情報・技術ブログが集約されたMicrosoft公式コミュニティ
https://techcommunity.microsoft.com/t5/azure-paas-blog/bg-p/AzurePaaSBlog -
Azure Architecture Center - AI for IT Operations
IT運用におけるAI活用のベストプラクティス・設計パターンを解説した公式ガイド
https://learn.microsoft.com/azure/architecture/guide/ai-ml/ai-for-it-operations -
GitHub Blog - Copilot for Azure 開発者ガイド
GitHub CopilotをIDEで効果的に活用するためのTips・ベストプラクティス集
https://github.blog/developer-skills/github-copilot/how-to-use-github-copilot-in-your-ide-tips-tricks-and-best-practices -
AP Communications 技術ブログ - Azure Copilot & MCP 活用事例
Azureに関する技術記事・実践事例が豊富に掲載された国内企業技術ブログ
https://techblog.ap-com.co.jp/entry/2025/06/18/073000 -
AP Communications -Microsoft Docs MCP Serverを利用して公式情報を効率的に利用する
Copilot in AzureのGA(一般提供)開始時の詳細解説・活用方法紹介記事
https://techblog.ap-com.co.jp/entry/2025/04/09/080000 -
AP Communications - Azure MCP Server プレビュー検証
Azure MCP Serverのプレビューにおけるハンズオン検証・実践活用レポート
https://techblog.ap-com.co.jp/entry/2025/04/18/120000 -
Microsoft Learn Docs MCP Server 公式リポジトリ
Microsoft公式ドキュメントにアクセス可能なMCPサーバーのソースコード・セットアップガイド
https://github.com/MicrosoftDocs/mcp -
Microsoft Learn - .NET AI とモデル コンテキスト プロトコルの概要
.NET環境でのModel Context Protocol(MCP)導入・活用方法の公式ドキュメント
https://learn.microsoft.com/dotnet/ai/get-started-mcp -
Azure MCP Server 公式ガイド
Azure MCPサーバーの概要・セットアップ・活用方法を解説した公式ドキュメント
https://learn.microsoft.com/azure/developer/azure-mcp-server/overview -
Microsoft Model Context Protocol (MCP) Servers
Microsoft公式MCPサーバー実装の総合カタログ・各種MCPサーバーの一覧とリンク集
https://github.com/microsoft/mcp -
Qiita - Microsoft Copilot in Azure を試す
Copilot in Azureの実践的な検証記事・リソース検索・コマンド実行・トラブルシューティング機能の詳細テスト
https://qiita.com/yuyanz/items/d73542cd3275a1f6093a -
Speaker Deck - AzureでMCPサーバ!!どう活用する?
Azure Functions MCPバインディング・Azure AI Agent ServiceによるMCPサーバー構築の実践解説プレゼンテーション
https://speakerdeck.com/nomhiro/azuredemcpsaba-douhuo-yong-suru -
**GitHub Copilot for Azure の一般提供を開始:Agent モードにも対応 **
https://techcommunity.microsoft.com/blog/azuredevcommunityblog