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AWSome Dayの備忘録

Last updated at Posted at 2023-11-23

はじめに

11月16日にあったAWSome Day Online Conferenceのまとめ

AWSの概要、グローバルインフラストラクチャーとコンピューティング

AWSの概要

  • データセンター
    • 通常、数千台のサーバを収容
  • アベイラビリティーゾーン(AZ)
    • 1つ以上のデータセンターの集合
    • 障害を分離する設計
  • リージョン
    • 3つ以上のAZで構成
    • 世界全体で31のリージョンが存在

リージョン内のAZは物理的に離れており、複数のAZを利用することでAZレベルの障害の影響から保護でき、システムの高可用性を確保可能
リージョンは100km圏内、AZ間は数km~数十km離れている

サービスの分類

  • アンマネージドサービス
    • スケーリング、耐障害性、可用性をユーザが管理
  • マネージドサービス
    • スケーリング、耐障害性、可用性をAWS側が管理

EC2

  • アンマネージドサービス
  • サイズ変更可能なコンピューティングキャパシティ
  • 従量課金制

AWS Lambda

  • プログラミングファイルと実行条件を設定することが可能
  • サーバレスコンピューティング
    • サーバを管理せずにアプリケーションとサービスの構築が可能な環境
    • スペック決めたりする必要がない
  • プログラムの実行基盤
  • 最大で同時に1000まで増える
  • プログラムが動いているタイミングだけ課金

ストレージとデータベース

  • サーバ自身からしかアクセスできないストレージ
    • 内臓ストレージ(ブロックストレージ)
  • 複数のサーバからアクセスできるストレージ
    • 共有ストレージ(オブジェクトストレージ)
      • Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)

ストレージ

Amazon S3

  • サーバレスサービス
  • 容量管理する必要なし
  • バケットに保存可能なオブジェクト数は無制限
  • 99.999999999%の耐久性を実現するように設計(イレブンナイン)
    • 3拠点にまたがってコピーされている
  • イベントトリガーとしてLambda関数を呼び出し可能
  • アップロードしたファイルにオブジェクトURLが設定される
  • 容量課金

Amazon S3 Glacier

  • 読み書き頻度の少ないデータ用のストレージ
  • 非常に低コスト
  • 読みだしに時間とコストがかかる

Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS)

  • EC2インスタンスの永続的なブロックストレージ
  • バックアップはS3に自動保存される

データベース

  • EC2上でのデータベース運用
  • AWSのデータベースサービスの運用(マネージドサービス)

分類

  • トランザクションデータベース
    • 複数アクセス、細かいアクセスに向いている
  • データ分析/リレーションシップ
    • 沢山のデータを一気に読み出すのに向いている
  • インメモリデータストアとキャッシュ
    • 短い期間の保存、速い読み書きに向いている

Amazon RDS

  • マネージドサービス
    • スケーリング、高可用性、バックアップなどデータベースの外側はAWSがやってくれる
    • 冗長化やフェイルオーバーも自動
    • 複数AZに配置することで可用性、耐久性を確保

Amazon Aurora

  • クラウド向けに構築された、MySQLとPostgreSQLと互換性のあるリレーショナルデータベース
  • マルチリージョンなども可能

Amazon DynamoDB

  • キーバリューのフルマネージドシステム
  • 向いているアプリケーションの特徴
    • 極端な水平スケーリング機能が必要
    • シンプルに大量のデータ
    • 素早く簡単にスケールする必要がある
    • 複雑な結合は不要

ネットワークとセキュリティ

ネットワーク

Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC)

  • AWSクラウドのプライベートネットワーク空間を作ることが可能
  • 複数AZにまたがるネットワークを作ることが可能
  • インターネットゲートウェイを作ることで外のネットワークと接続可能

サブネット分割

  • VPC内のアドレス範囲のセグメント/パーティション
  • 種類
    • パブリックサブネット
    • プライベートサブネット

インフラストラクチャの保護

  • セキュリティグループ
    • ネットワークインターフェイス(インスタンス)レベルで送受信されるトラフィックを許可するために使用
    • 通常はアプリケーション開発者によって管理
  • ネットワークアクセスコントロールリスト
    • サブネットに出入りするトラフィックを許可または拒否する
    • 出る通信、入る通信それぞれ別に設定することが可能
  • ルートテーブル
    • ネットワークトラフィックの送信先を決定するために使用されるルートと呼ばれる一連のルールが含まれる
    • VPC、ゲートウェイ、サブネットに関連付ける

インフラストラクチャとの接続

  • AWS Client VPN
  • AWS Direct Connect

セキュリティ

責任共有モデル

  • AWSとユーザ、それぞれ責任範囲がある

アクセス管理と認証

  • 認証
    • その人が申請した本人か確認をとること
  • 認可
    • その人がどんなことをしてもいいか許可をあたえる

AWS Identity and Access Management (IAM)

AWSリソースへのアクセスを安全に制御

  • アクセス許可をユーザ、グループ、ロールにきめ細かく割り当て
  • AWSアカウントへの一時的なアクセスを共有
  • 無料

サービスコントロール

  • ユーザ
    • AWSアカウント内のユーザ
    • 各ユーザには独自の認証情報がある
    • 特定のAWSアクションを実行できる権限を付与される
  • グループ
  • ロール
    • AWSのリソースに権限を付与することが可能
      • eg. EC2に対してS3へのアクセス権を付与

リソースベースのアクセスコントロール

  • S3バケットポリシーなど、リソース側からアクセスコントロールを行う

IAMポリシー

  • AWSのサービスへのアクセス
  • 権限の割り当て

アクセス状況の追跡

AWS CloudTrail

  • AWSアカウントのユーザアクティビティとAPIの使用状況の追跡
  • ログファイルはS3バケットに送信される

設定内容のチェックとアドバイス

AWS Trusted Adviser

  • コスト、パフォーマンス、セキュリティ、耐障害性、サービス制限の観点で評価をしてくれる

次のステップ

AWSスキルビルダー

AWSランプアップガイド

AWSハンズオンビギナー

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