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最短!仮想マシン上でSTS4開発環境構築

Last updated at Posted at 2020-04-19

概要

Javaでの統合開発環境でEclipseを使用する機会は多いと思います。
しかしSpringFrameworkを使う際は、SprintToolsSuitesの方が簡単に環境の便利かなと思い、ここに、構築方法を残します。
当手順では、VMWare はインストール済みとします。

環境

  • 構築先 : VMWare Workstation 15
  • OS : Ubuntu 18.04
  • Java : OpenJDK 8
  • STS : Sprint Tools Sutite 4
  • STS日本語化 : pleiades

参考URL

構築方法

VMWare 仮想マシン作成

新規仮想マシン作成ウィザード

  • 「後でOSインストール」を選択
  • 「次へ」を押下
    vm001.png

ゲストOSの選択

  • 「Linux」を選択
  • バージョン:Ubuntu 64ビット
  • 「次へ」を押下
    vm002.png

仮想マシンの名前

  • 仮想マシン名:Ubuntu18 STS4
  • 場所:c:\vmware\Ubuntu18_sts4
  • 「次へ」を押下
    vm003.png

ディスク容量の指定

  • ディスクの最大サイズ(GB):20.0
  • 仮想ディスクを複数のファイルに分割 を選択
  • 「次へ」を押下
    vm004.png

新しいマシンを作成する準備完了(カスタマイズ)

-「ハードウェアをカスタマイズ」を押下
vm005.png

ISOイメージの選択

  • ISOイメージファイルを使用する
    ISOイメージを選択。
  • 「閉じる」を押下
    vm006.png

仮想マシンを作成する準備完了

-「完了」を押下
vm007.png

仮想マシンを起動

  • 「仮想マシンの再生」を押下
    vm008.png

Ubuntuのインストール

インストール

  • 日本語を選択(左のリストの一番下)
  • 「Ubuntuをインストール」を押下
    ubuntu001.png

キーボードレイアウト

  • 日本語を選択
  • 「続ける」を押下
    ubuntu002.png

アップデートと他のソフトウェア

  • 最小インストール を選択
  • 「続ける」を押下
    ubuntu003.png

インストールの種類

  • ディスクを削除してUbuntuをインストール を選択
  • 「インストール」を押下
    ubuntu004.png

ディスクに変更を書き込みますか?

  • 「続ける」を押下
    ubuntu005.png

どこに住んでいますか?

  • tokyo を選択
  • 「続ける」を押下
    ubuntu006.png

あなたの情報を入力してください

  • あなたの名前:ubuntu (例)
  • ユーザ名の入力:ubuntu (例)
  • 「続ける」を押下
    ubuntu007.png

インストール中

  • しばらく待つ
    ubuntu008.png

インストール完了しました

  • 「今すぐ再起動する」を押下
    ubuntu009.png

インストールディスクの取り出し

  • VMWare仮想マシンの再起動ボタン を押下する。
    ubuntu010.png

Ubuntuの初期設定

ログイン

  • Ubuntu を押下
    ubuntu100.png

パスワード

  • パスワードを入力
  • 「サインイン」を押下
    ubuntu101.png

端末の起動

  • 画面左下のボタンを押下
  • 検索キーワード: terminal
  • 「端末」アイコンを押下
    ubuntu102.png

コンソール

  • コンソールが表示されることを確認
    ubuntu103.png

ソフトウェア更新とVMWareToolsのインストール

  • 以下を一行毎に実行
  • y/nの選択が出た際には、yを選択
  • 最後にrebootで再起動を行う
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo apt-get install open-vm-tools-desktop
$ reboot

Javaのインストール

OpenJDKのインストール

  • 端末を起動し、コンソールが表示されている状態にて、以下を一行毎に実行
  • -versionにて、バージョンが表示されることを確認する。
$ sudo apt install openjdk-8-jdk
$ java -version
openjdk version "1.8.0_242"
OpenJDK Runtime Environment (build 1.8.0_242-8u242-b08-0ubuntu3~18.04-b08)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 25.242-b08, mixed mode)

STSのインストール

STSのダウンロードとインストール

  • 端末を起動し、コンソールが表示されている状態にて、以下を一行毎に実行
$ cd ~
$ wget https://download.springsource.com/release/STS4/4.6.0.RELEASE/dist/e4.15/spring-tool-suite-4-4.6.0.RELEASE-e4.15.0-linux.gtk.x86_64.tar.gz
$ tar xvfz spring-tool-suite-4-4.6.0.RELEASE-e4.15.0-linux.gtk.x86_64.tar.gz

$ ls
ubuntu@ubuntu-virtual-machine:~$ ls
spring-tool-suite-4-4.6.0.RELEASE-e4.15.0-linux.gtk.x86_64.tar.gz  ドキュメント
sts-4.6.0.RELEASE                                                  ビデオ
ダウンロード                                                       ピクチャ
テンプレート                                                       ミュージック
デスクトップ                                                       公開

STSの起動確認

  • 端末を起動し、コンソールが表示されている状態にて、以下を一行毎に実行
$ cd ~/sts-4.6.0.RELEASE 
$ ./SpringToolSuite4 
  • Workspaceは、分かりやすい位置にする。
    (例)/home/ubuntu/workspace-sts4
    sts010.png

  • STS4の起動を確認
    sts011.png

STS4日本語化(ダウンロードとインストール)

  • https://mergedoc.osdn.jp/#pleiades.html
    Pleiades プラグイン・ダウンロード
    Linuxを選択
  • 上記にて、pleiades.zip がダウンロードされます。
    (ダウンロードが開始されない場合は、当サイトのポップアップ許可などを見てください)

ダウンロードしたファイルは、以下のフォルダにファイルが格納されています。

$ pwd
/home/ubuntu/ダウンロード
$ ls
pleiades.zip

解凍の実行

$ unzip -d pleiades pleiades.zip
$ ls
pleiades  pleiades.zip

STS4への上書き

$ cd pleiades
$ pwd
/home/ubuntu/ダウンロード/pleiades

$ cp -r features /home/ubuntu/sts-4.6.0.RELEASE
$ cp -r plugins /home/ubuntu/sts-4.6.0.RELEASE

$ cd
$ cd sts-4.6.0.RELEASE
$ vi ./SpringToolSuite4.ini
最終行に以下を追加し保存
-Xverify:none
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

SpringToolSuite4.iniの内容確認

$ cat ./SprintToolSuite4.ini
-startup
plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.5.700.v20200207-2156.jar
--launcher.library
plugins/org.eclipse.equinox.launcher.gtk.linux.x86_64_1.1.1100.v20190907-0426
-product
org.springframework.boot.ide.branding.sts4
--launcher.defaultAction
openFile
-vmargs
-Dosgi.requiredJavaVersion=1.8
-Xms256m
-Xmx1024m
-XX:+UseG1GC
-XX:+UseStringDeduplication
--add-modules=ALL-SYSTEM
-Xverify:none
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

STS起動(日本語化後 初回のみ)

$ cd ~
$ cd sts-4.6.0.RELEASE
$ ./SprintToolSutie4 -clean

次回以降は、以下で起動

$ ./SprintToolSutie4

VMWare Tips

  • 画面の解像度が低い場合、STSのウィンドウの”□(全画面)”が表示されません。その際は、VMWareの画面を広げてみてください。
  • STSのウィンドウが動かせない場合は、VMWareを一度フルスクリーンモードにしてみてください。

環境構築は以上となります。

仮想マシンを使うことで、何度でも失敗することができます。

何度も壊すことで色々身につきます(笑)

開発環境を用意する際、毎回調べるのも大変なので、ぜひこの手順で作ってみてください。


当手順は、2020/04/19時点にて、構築できることを確認しております。

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