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2023年の外部発信を振り返ってみる

Last updated at Posted at 2023-12-05

これは mhidakaが2つ目を建立した Advent Calendar 2023 の6日目の記事です。

Vol.1はこちら→ mhidakaが建立した Advent Calendar 2023

はじめに

はじめまして @akkie76 です。
株式会社ラクスという会社でモバイル開発中心のエンジニアをやっています。
休日は主にビザやパンを焼いています。

今年はコロナ禍も過ぎ去り、以前のようにオフラインの生活が戻ってきました。特に外部イベントはここ数年オンライン一択でしたが、GW明けあたりから積極的にオフラインイベントが戻って来ました。今年は積極的にLTで外部発信を行って来たつもりだったので、自分自身の反省も踏まえて振り返ってみたいと思います。

2023年の登壇イベント(12/6 現在)

発表イベント名
1月 potatotips #81 iOS/Android開発Tips共有会
6月 potatotips #82 iOS/Android開発Tips共有会
7月 YUMEMI.grow Mobile #5
7月 Shibuya.apk #43
7月 potatotips #83 iOS/Android開発Tips共有会
7月 Voicy Tech Bar #4 〜iOS/Androidエンジニア〜
8月 Mobile勉強会 Wantedly × チームラボ #10
8月 YUMEMI.grow Mobile #6
9月 After iOSDC LT Night〜ピクシブ×日経×タイミー〜
9月 After DroidKaigi LT Night
9月 potatotips #84 iOS/Android開発Tips共有会
10月 YUMEMI.grow Mobile #7
10月 Mobile勉強会 Wantedly × チームラボ #11
11月 Shibuya.apk #45
11月 potatotips #85 iOS/Android開発Tips共有会
12月 DroidKaigi.collect { #7@Tokyo }
12月 YUMEMI.grow Mobile #9(予定)
12月 Mobile勉強会 Wantedly × チームラボ × Sansan #12(予定)

これらのイベントに合計で 17 回参加し、1 年を通して割と積極的に参加できたと感じています。

それでは、これらのイベントの紹介と、自分が実際に参加した中での所感をお伝えします。

potatotips iOS/Android開発Tips共有会

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potatotipsは 参加者全員がTipsを発表する というコンセプトで発足されたiOS/Androidアプリ開発者向けの勉強会です。 長年の運営の経緯で現在はオーディエンス枠も追加されました。
これまでpotatotipsには、若手からベテランまで総勢500名以上に登壇いただき、2000名以上にご参加をいただきました。 経験の大小によらず、日々の開発の中で見つけたTipsやみんなに周知したいネタなど、ぜひお気軽にご登壇ください!

(#85 は株式会社 Voicy さん主催での開催でした)

参加所感

potatotips は、iOS と Android それぞれ 5 枠程度で行われます。LT の時間は 5 分となっており、交互に LT を行っていくイベントです。参加者は若手エンジニアからベテランまで幅広い印象です。LT の内容としては、モバイル開発に関連することなら OK なので、登壇初めての方にもオススメのイベントです。自分は登壇するときは、iOS と Android で交互に申し込みをしています(実際は Android 多めですが)。

  • 発表難易度: ★★☆☆☆

YUMEMI.grow Mobile

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モバイル技術をテーマとしたLT会です❗
iOSもAndroidもマルチプラットフォームな技術もなんでもOK🙆‍♂️
モバイルエンジニアの成長の場を目指しています🫡

参加所感

YUMEMI.grow Mobile はオンラインで開催されるイベントです。YUMEMI さんの技術広報やテックリードの方が中心となって進めて頂けるイベントで、割とカジュアルな印象のイベントです。LT の時間も 5 ~ 10 分程度までとなっております。LT のテーマとして、iOS & Android だけでなく、クロスプラットフォームのテーマもよく耳にする印象です。オンラインのイベントなので、アバターを利用する方もいたりしたと思うので、オフラインに抵抗がある方も参加がしやすいイベントだと思います。

  • 発表難易度: ★☆☆☆☆

Shibuya.apk

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shibuya.apkは渋谷を中心に活動するAndroidアプリ開発コミュニティです。
エンジニア同士のコミュニケーション手段として是非ご応募ください!

参加所感

Shibuya.apk は「渋谷を中心に活動する Android アプリ開発」している方が多く参加されているイベントです。渋谷近辺には有名企業も多く、その企業で活躍されているエンジニアの方々も参加されている印象です。LT は 15 分枠、5 分枠、登壇初めての方枠があります。15 枠は発表してみると結構長いので、しっかり準備が必要でしょう。

  • 発表難易度: ★★★★☆

Mobile勉強会 Wantedly × チームラボ

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Wantedlyとチームラボが共催するMobile勉強会です。
モバイルアプリに関する技術的なことを共有する勉強会です。LT形式で各自が共有したいことを話します。
iOS/Androidの話から、KMPやFlutterといった技術の話など、モバイルアプリに関することであれば話す内容はなんでもOKです。

参加所感

「Mobile勉強会 Wantedly × チームラボ」では、Wantedly さんとチームラボ さんからそれぞれ数名程度の方が登壇し、自社の取り組みや課題解決などをテーマに LT が行われます。あとは一般枠でも数名公募で LT ができます。LT 自体は 5 〜 10 分程度でライトですが、内容はテック寄りの印象で、積極的に新技術にトライしている話なども聞くことができると思います。

  • 発表難易度: ★★★☆☆

発表にあたって

懇親会で「ネタっていつもどうしているんですか?」と聞かれることもありますが、参加時にはあまり考えていないことが多いです。逆に日にちの近いイベントに申し込みするときは、ぼんやりネタを考えています。ネタ選びは主に業務での取り組み、改善、新技術をテーマにすることが多いです。

準備は大体 1 週間前くらいから準備を始めます。早くても 10 日前位です。
3、4 日は技術検証を行い、残りの時間で資料を作成しています。一応会社の名前も出るので、資料はチームでレビューしてもらい、内容に問題がないかチェックしてもらっています。

最後は、前日〜当時にかけて LT の予行練習を 3 ~ 5 回位行うようにしています。イベントにより時間厳守なので、なるべく押さないようにすることが重要です。実際に練習すると、スライドや進行が微妙だったりする点にも気が付けることも多いので、ライトな LT でも事前に時間を計って練習することは重要だと思います。

参加してよかったこと

参加して良かったことは、以下のことが挙げれます。

  • 生の技術情報に触れられる
  • 自分の力量が分かる
  • 勉強する習慣が付く
  • 人脈が広がる

生の技術情報に触れられる

「生の技術情報」とはトレンドの技術だけではなく、プロジェクトの課題・改善なども含まれます。

プロジェクトの開発を同じ時期に始めたチームでは同じような課題を抱えていたりしているので、自分のチームと同じ課題を抱えていることも多かったです。例えば、このような話題になることが多かったです。

  • Rx から Concurrency や Coroutine に移行を進めている
  • SwiftUI や Compose といった宣言型 UI に移行を進めているが、命令型 UI と共存しながら開発している
  • E2E テストを導入したいが、導入が進んでいない

このような取り組みに対して、それぞれ異なるアプローチがあるので、技術トレンド以外にも有益な情報を得られることが多かったです。

自分の力量が分かる

他社のエンジニアと交流することで、自分の力量を知ることができる機会が得られます。

最近では新卒 1 ~ 2 年の方でも積極的に技術発信している方も多くいらっしゃるので、とても刺激になります。一方で「もっと頑張ろう」とうモチベーションになります。

勉強する習慣が付く

イベントでの発表に申し込むと、自動的に期限が設定されるので、ネタ探しや技術調査をやらなければならない状況に追い込まれます。これを繰り返していくと、自動的なルーティンが完成します。更に繰り返していくと、このルーティンが心地良くなります(自分だけかも知れませんが)。

社内イベントやチームの勉強会での発表でも良いので、勉強する習慣を付けるために自分を追い込んでみるのも良いかも知れません。

人脈が広がる

イベントに参加すると、懇親会など通して他社のエンジニアの方と交流を深めることができます。同じカテゴリのイベントでは、面識のあるエンジニアに会うとこも多い印象です。人脈の広がりと共に自分の幅を広げることができるので、オフラインイベントならではの醍醐味だと思います。自分はいつも懇親会での交流を楽しみにしています。

発表での失敗

発表で失敗することも結構あります。主な要因としては、

  • ネタの選定がイマイチ
  • 準備不足

といったことが要因です。また、前の人の発表が好評だったため、発表するのが気まずくなってしまうことも経験しました。失敗は誰でもしてしまうので、気にせずどんどんチャレンジすることが大切かと思います。

今後の展望

今年はある程度、量をこなして来ましたが、質はまだまだ向上させる必要があると思いますので、注力して行きたいと考えています。また、今年は大型カンファレンスのプロポーザルは落選してるので、登壇できるようにチャレンジしていく予定です。

最後に

社内や社外のイベントでの発表は非常に学びが多いので、ぜひオススメします。失敗は避けられないものですが、その経験を通じて成長することができます。そのような時は、次回に向けてポジティブな気持ちでトライしてみることが重要かと思います。

更に発表に興味を持っている方は、まずは自分のスキルや経験に合ったイベントを見つけ、積極的に発表の機会を探してみましょう。社外のイベントに抵抗がある場合、チームでの勉強会などで発表することも 1 つの選択肢かと思います。

今後イベントでの発表を検討している方にとって、この記事が参考になれば幸いです。

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