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AWS Certified DevOps Engineer - Professional に合格したので振り返り

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AWS Certified DevOps Engineer - Professional(以下DOP) に合格できたので振り返り。

基本情報

  • 業務経験: AWSの実務経験は4ヶ月程
  • 保有資格: CLF, SAA, DVA, SOA, SAP, DBS

学習期間は1ヶ月程度です。

教材

AWS Certified DevOps Engineer - Professional サンプル問題

AWS Certified DevOps Engineer - Professional 公式練習問題集

AWS WEB問題集で学習しよう のDOP#61~79

学習の進め方

サンプル問題を解く

公式練習問題集を解く

AWS WEB問題集で学習しようのDOP#61~79

DOPの場合は書籍やドキュメントでのインプットに集中する期間はなく、すべて問題演習を通して学習しました。他資格の貯金が残ってたこともあり、サンプル問題を解いた段階ですら、全く知らないサービスや機能が解答の障壁になることはあまりありませんでした。文章中の要件とシステム構成の理解不足や、曖昧にしか理解していない知識によって誤答する場合が多かったです。
そのため、網羅的に学習するよりも、演習で見つかった穴を埋めていく方針で学習を進めていきました。また、本番試験でも、上記教材とほぼ同じ問題が結構な頻度で出てきたので、SAPよりもだいぶ問題が使い回されている印象です。そういう意味でも多くの問題をこなす価値は高いと思います。

インプットについて強いて言うならControl Towerが本番試験で思いの外出題されたので、別途学習しておけばよかったと反省しています。上記教材の演習問題で埋めきれなかった穴でした。

他の試験でもそうですが、演習問題については解答の根拠が言えるまで公式ドキュメントなどを読んで調べます。誤答が知識ではなく、情報整理ができてなかった故に起きる時もあるので、その場合はどこを見落としたせいで正解できなかったのかを整理しました。
覚える必要のある知識はAnkiというアプリで暗記カードを作成しました。

問題演習を始める基準について

自分はSAPを数ヶ月前に取得していたので、学習開始時点から問題演習に取りかかれましたが、人によって知識レベルは違いますから、いきなり演習を始めていいものか迷う方もいるかと思います。
これについては、実際に問題を数問解いてどこか体系的な知識不足が解答のボトルネックになっているかを確認するのが一番確実だと思います。問題文に出てくるサービスが知らないものばかりで、文章の意味がよくわからない場合などは、一度書籍などで体系的なインプットをしたほうがよいと思います。また、何が原因で間違えているかが重要なので、得点率はあまり基準するべきではないです。

ただ、DOPを受ける人はアソシエイトの資格は揃えている人が多いと思うので、その場合あまり知識不足で問題演習自体が始められないというケースは少ないのではないかと感じています。

問題の傾向について

問題自体はプロフェッショナル試験だけあって範囲も広く、あんまり極端な傾向はない印象ですが、強いて言えば下記の3つが多かった印象です。

Codeシリーズのメインどころ
AWS CodeBuild、AWS CodeCommit、AWS CodeDeploy、AWS CodePipelineはよく出てきます。逆にCodeStarのようなややマイナーなサービスはほぼ出題されません。また、マニアックな機能の知識が必要な問題はそこまで出されず、各サービスの概要を知っていれば対応できる問題が多かった印象です。
例えば、CodeBuildでデプロイしようとしている選択肢とかが出てきます。問題文と選択肢も長いとつい見逃してしまうので、反応できるのが大事です。

自動化の問題
DebOpsエンジニアの試験だけあって、自動化に関する問題は多かったです。そのため、EventBridge, CloudWatchAlarm, SSMなどのサービスはよく顔を出します。問題文の要件を満たす上で、適切な使い方がされているかがよく問われた印象です。
例えば、直接Lambdaを呼び出せないサービスからLambdaを起動させている(EventBridgeが不足している)選択肢や、OSのパッチ更新をする時に、Patch ManagerではなくLambdaとEventBridge組み合せて頑張っている選択肢を切る際に必要な知識です。

各デプロイ方法と使うべき場面
例えば、Blue/Green Deploymentはどういうデプロイ方法で、どのような場面で使うべきなのか、といった知識を各デプロイ手法ごとに整理しておくといいと思います。
コストを抑えるためデプロイ先のインタンスを増やしてはいけない、ロールバックは迅速に行いたい、デプロイ失敗時の影響をできるだけ抑えたいなど、文章中に様々な条件がでてきて、それらを考慮したデプロイ方法を選択する問題が比較的よく出てきた印象です。

それ以外には前述の通り、サンプル問題や公式問題集から使い回されている問題が見受けられるので、少なくともこの2つに出題された問題は確実に解けるようにするとよいと思います。

問題を解く時に注意したこと

とにかく要件を漏らさないことです。知識不足というよりも問題文と選択肢の把握が解答のボトルネックになる場合が多いと感じました。SAPの時もそうでしたが、テストセンターから渡されるボードにしっかりメモを取りながら読み進めました。

一個人の感想でしかないですが、誰かの役に立てば幸いです。

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