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UbuntuをRAID組んでインストール

Last updated at Posted at 2018-06-22
やりたいこと

開発環境用に社内サーバを立てるぞ、みたいな話になり、Ubuntu 17.10 ServerをRAID組んでインストールしたのでその時の作業メモ。よく分かってないのでツッコミ歓迎です。(社内に教えてくれる人が居な…げふんげふん)(あと、Ubuntuが17.10なのは丁度社内にインストールdiscがあったのでそれを使っています。今だったら18入れれば良いと思います。)

ハードウェア構成

CPU Xeonの何か(忘れました)
マザボ ASUS PRIME Z370-A
メモリ 32GB(8GB * 4)
HDD 1TB * 2枚

今回は、上記ストレージにmdadmでRAID 1を構成しました。

やったこと
  1. 参考記事を読んで構成を考える。
  2. 光学ドライブからインストーラをBootする時に"UEFI"と書いてある方を選択しなければならない。また、Secure Bootの無効、SATA設定をAHCIにするなどのマザボの設定を行う。推定になるが最近のマザボならデフォルトで設定してあると思う。今回も確認したが、特に変更する点は無かった。
  3. UEFIかつレガシーBIOSで起動できないマザボの場合、必要となるパーティションはEfi System Partitionと、ext4でフォーマットしたrootマウント用のパーティションのみ?boot領域は参考記事でも作ったり作らなかったりまちまちなので、よく分かってない。今回はインストーラがディスク全体を"ガイドに従ってパーティショニング"すると作成されるパーティションテーブルを参考にした。ESPが540MB位の容量を食っていたので、それに従った。
構成
MDデバイス RAID0 48GB SWAP
MDデバイス RAID1 975GB ext4 /
1TB HDD1 物理パーティション1 540MB ESP
         物理パーティション2 24GB RAID
         物理パーティション3 975GB RAID
1TB HDD2 物理パーティション1 540MB ESP
         物理パーティション2 24GB RAID
         物理パーティション3 975GB RAID

SWAP領域はRAID1で冗長化する意味がないのでRAID0(そもそもRAID組む意味も無かったっぽいので注意)で。走らせるアプリケーションが多いという想定の下、32GB * 1.5で48GB取っている。とは言え過剰かも知れない。ESPがHDD毎に存在するのは、片方のHDDが故障した時でもBootができるようにするための冗長化(ESPはRAIDできないらしいので)。これでインストールをすることで無事終了、起動が確認できました。(性能は未計測)

感想

かなりハマりました。Linuxのインストールがいくら簡単になったとは言え、初心者が手を出すのはちょっとハードルが高かったという印象です。

その後

do-release-upgradeで18にアップグレード。
また、日本語でインストールしてしまっていたので.bashrcに

case $TERM in
    linux) LANG=C ;;
    *) LANG=ja_JP.UTF-8 ;;
esac

を記述。めでたし。

参考

https://www.linuxmania.jp/raid_md_grub.html
http://pman0214.github.io/blog/debian-efi-raid.html
http://archlinux-blogger.blogspot.jp/2018/02/uefiubuntuubuntu-1604-lts.html
https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=14565
https://qiita.com/ihyomo/items/a66660f11cfa9f9668b4

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