はじめに
elixirを扱う際にphoenixを用いたアプリケーション開発はよく用いられる。
またlivebookを利用し、iexでコードの実行することもよくある。
しかしファイルを作成し、そのファイルに必要なモジュールをインポートして実行する方法については意外にも知見が少なくわかりずらい。
そこで当記事ではモジュールを作成したファイルとそのモジュールを活用したコードを作成し、それを動作することを目指す
大まかな流れ
.exファイルと.exsファイルを作成しそれぞれをコンパイルしてからiexで実行をする
今回はjsonを利用する
また.exファイル内は検証のためにライブラリを使用しない関数と使用する関数を作成する
実際の流れ
sample.exsの作成
Mix.install([
{:jason, "~> 1.2"}
])
sample.exの作成
defmodule Test do
def sum(x, y) do
x + y
end
def decode() do
Jason.decode("{}")
end
end
これらを作成した段階で
elixirc sample.ex
elixir sample.exs
のコマンドを実行する
iex実行時にはiex test.exs
と実行する。
これを実行することでコンパイルが行われ、iex上で利用が可能となる。
検証
Test.sum()で
Test.sum(5, 2)
7が
Test.decode()で
Test.decode("{}")
{:ok, %{}}が結果として返ってくるのがわかる
decodeの結果についてはドキュメントを参考に
https://hexdocs.pm/jason/Jason.html#decode/2
終わりに
シンプルな内容ではあるがとっさに作り方がわからず調べる羽目になったため今回の記事を執筆するに至った。
この記事がelixirを勉強されている方のお役に立てば幸いです。