この記事はなに?
Python環境構築について、
気がつくと月に数回調べているので、自分用の覚書として書く。
環境のセットアップ
今回は以下の環境を使っています。
- MacOS
- 複数バージョンの管理:https://asdf-vm.com/
- Pythonのパッケージマネージャー:https://python-poetry.org/
なお、poetry、Pythonともにasdfからインストールできます。
ここでは、asdfがインストールされている前提で、Python、Poetryのインストールから説明します。
Pythonインストール(asdfから)
基本的には以下のサイトの手順でOKです。
https://dev.classmethod.jp/articles/asdf-python-introduction/
# Python のプラグインとリポジトリを確認します
% asdf plugin list all | grep python
(出力↓)
python *https://github.com/danhper/asdf-python.git
# プラグインをインストールします。
% asdf plugin add python https://github.com/danhper/asdf-python.git
# プラグインがインストールできたか確認します。
% asdf plugin list
(出力↓)
python
# インストール可能なバージョン一覧を確認
% asdf list all python
(出力↓)
ズラズラと出てきます。
# 今回はPython3.11.9をローカルにインストールします。
# メモ:chromadbとの相性により3.12にできない。
% asdf install python 3.11.9
% asdf local python 3.11.9
% python --version
(出力↓)
Python 3.11.9
poetryインストール(asdfから)
poetryのインストールもPythonと基本的な手順は一緒です。
% asdf plugin-add poetry
% asdf list-all poetry
(出力↓)
(中略)
1.8.3
% asdf install poetry 1.8.3
% asdf local poetry 1.8.3
% poetry --version
(出力↓)
Poetry (version 1.8.3)
poetryのプロジェクト初期化
# poetry初期化(基本的に全部デフォルトで良い)
% poetry init
# 仮想環境の使用
% poetry config virtualenvs.in-project true --local
# pythonバージョン確認
% poetry run python --version
% poetry env list
requirements.txtから依存パッケージをインストールする
cat requirements.txt | xargs poetry add