LoginSignup
4
3

More than 5 years have passed since last update.

Ansible Tower を Vagrant で構築する

Last updated at Posted at 2016-09-22

●1. はじめに

AnsibleにWeb GUIツール等を付加する「Ansible Tower」を構築するには、
大きく分けて以下の3つの方法があります。

  1. 普通に自前のLinuxにインストールして構築
  2. VagrantでLinuxごと構築
  3. AWSのAMIを利用して構築

今回は比較的手軽な「2. VagrantでLinuxごと構築」をやってみたいと思います。

  • 環境
    • Windows 10
    • VirtualBox 5.1.6
    • Vagrant 1.8.5

●2. Vangrant側操作

vagrant init ansible/tower
vagrant up --provider virtualbox

3 WAYS TO TRY TOWER FREEを参考にしました。

ネットワーク環境にもよりますが、完了まで数分間かかります。

●3. 仮想OS側操作

前項のVagrant側操作で Waiting for machine to boot. This may take a few minutes...
というログがでたあたりから、VirutalBoxの管理画面で、
image.png

のように新しい仮想マシンができているのが確認できるので
表示でコンソールを開きます。
image.png
ログインプロンプトになっていたら、ユーザ名、パスワードともに「vagrant」でログインします。

image.png

仮想マシンはREHL7の64bit環境です。

●4. Ansible Towerへのログイン

前項のOSログイン時に表示されたURL(https://~)、Username、Password
でログインします。
※私の環境固有かもしれませんが、URLのIPアドレス部分は仮想マシンに実際は割り当たっていなかったので、「ip addr show」で表示されたホストオンリーアダプタ側のアドレスに読み替えました。
image.png

ログインすると、ライセンス(トライアル版あり)取得と、ライセンスファイル設定の
手順が表示されるので、それぞれ対応してSUBMITボタンをクリックします。
image.png

ログイン後画面の一例です。(すでに多少設定された状態です)
image.png

なお、同梱されているAnsbileのバージョンは2.1.1でした。(2016/09/22現在)

[vagrant@localhost ~]$ ansible --version
ansible 2.1.1.0
  config file = /etc/ansible/ansible.cfg
  configured module search path = Default w/o overrides

このように、お試しであればVagrantで構築するのもよいのではないでしょうか。

以上です。

4
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
3