はじめに
Vagrantとはなんぞやという人向けの記事です。
Vagrantの概要からVagrantをインストールするところまでです。
Vagrantとは
一言で言うと仮想環境を構築するもの!
まぁ、それだけだったらVirtualBoxだけでもできるんですが。
Vagrantにはプロビジョニング機能というものがあってですね。
ChefとかAnsibleとかの連携とか、yumとかapt-get実行できたりとか、アプリケーションやミドルウェアを自動的にセットアップできるんですね。
基本的にVagrantがインストールしてあれば、Vagrantfileというファイル一つ共有するだけで、いつでもどこでも誰でも同じ環境が作れちゃうという優れもの。
Vagrantfileでつらつらプロビジョンを書く他に、boxを作るという手もあるんですが、それはまたそのうち。
なお、今回はプロバイダにVirtualBoxを使いますが、VMwareとかAmazon EC2も使える模様。ローカルではVirtualBoxで、本番環境はAmazon EC2とかにしたら素敵ですね!
Vagrantを使うメリット
1.開発環境の構築が簡単にできる
2.全エンジニアに同じ実行環境を提供できる
3.実行環境を開発と本番で同じにできる
ですかね。こっちで動くのにあっちで動かない!とかいうやつをなくせますね。
インストール方法
説明はこのへんで早速インストールしていきましょー。
前述の通りプロバイダにはVirtualBoxなのでVirtualBoxのインストールも一緒に。
なお、VirtualBoxとVagrantのインストールにはHomebrew使いまっせ。
・動作環境
OS : Mac OS X El Capitan 10.11.6
・事前準備
こちらを参考にXcodeとHomebrewをインストールしておきましょう。
・インストール
ターミナルを起動して以下のコマンドを実行しましょう。
ついでにVagrantのプラグインのインストールもしちゃいますよー。
最後のはおまじないです。
やらないとVagrant1.8.7でboxのダウンロードに失敗する場合があります。
$ brew cask install virtualbox
$ brew cask install vagrant
$ vagrant plugin install vagrant-omnibus
$ vagrant plugin install vagrant-vbguest
$ sudo rm -rf /opt/vagrant/embedded/bin/curl
今回はここまでー!
次回はVagrant入門②〜Vagrantコマンド一覧編です!