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ラクスAdvent Calendar 2020

Day 5

AWSを始めたい人向け

Last updated at Posted at 2020-12-04

AWSを始めたい人向け

こんちわっす。ラクスのakiponです。自分がアドベントカレンダーを書くようになって3年目になります。
時間がたつのって早いですねぇ~
いつもは誕生日に 書かされる 書くのですが、今年はパイセンに奪われたため誕生日イブに投稿することになりました。


初めに

最近IaaS型のパブリッククラウドめっちゃ流行ってますね。
AWS,GCP,Azure,Alibabaなどなどいろいろありますね。
シェアでいうと↓のような感じになっているようです。

2019年 2018年
Amazon (AWS) 45.0% 47.9%
Microsoft (Azure) 17.9% 15.6%
Alibaba 9.1% 7.7%
Google (GCP) 5.3% 4.1%
Other 22.7% 24.8%

参考:IaaS型クラウドにおけるシェア
今のところ、AWSが圧倒的にシェアを獲得しているようですが、シェア数の伸びはAzureがすごい。
AWS勉強してみようかな?という人向けに書いてみようかと思います。
個人的にはGCP触ってみたい


そもそもAWSって?

  • Amazon Web Service の略です。
  • パブリッククラウドでいろんなサービスを提供している

何がいいの?

  • 「やっぱやめた」がやりやすい。
  • サーバを購入・設置・運用・保守する必要がない
  • 故障したときにデータセンターダッシュをしなくていい
  • 従量課金のため使った分のお金が請求される (ちゃんと考えれば安く使える?オンプレには勝てないか…)
  • スケールアップ・スケールアウトがしやすい

怖いところは?

  • セキュリティがぬるいとアカウントが乗っ取られるかも(オンプレも同じか…)
  • 気が付かなくて使いすぎると請求額がとんでもないことに
  • 突然メンテナンス予告が来る

AWS勉強しようと思っているけど、どう勉強していいかわからない人へ

結論から言うと実際触ってみるのが一番覚えます。
ただ、上記の怖いところでも記載しましたが、
「気が付かなくて使いすぎると請求額に震えた。」というような記事をちょくちょく見るので
ある程度の知識がないと触るの怖い。というな人もいるかも(ちなみに私はそうでした。)
AWS勉強したいけど何からしていいかわからん。
という方向けに私が勉強したことを書いていこうと思います。

ということで!

AWS認定資格の「ソリューション・アーキテクト アソシエイト」を勉強しました。
というか、これを勉強したらだいたいの雰囲気は掴めると思います。


AWS ソリューションアーキテクト アソシエイト

レベル的にいうと「下の上」か「中の下」くらいのレベル感だと思います。
一番簡単なのが「プラクティショナー」その次が「アソシエイト」という感じ。
私が受けた時はプラクティショナーという資格がなかったためアソシエイトから勉強しました。
アソシエイトから3つの項目に分かれます。

資格 役割
ソリューションアーキテクト アーキテクチャ
SysOpsアドミニストレーター 運用
デベロッパー 開発者

運用するにもアーキテクチャがわからんと話にならんのでまずはソリューションアーキテクトをお勧めします。
今だと、プラクティショナーを取得してからじゃないとアソシエイトの受験資格がないらしい。


ソリューションアーキテクトを勉強すると得るもの

AWSの基本知識が身につきます。
ぶっちゃけソリューションアーキテクトを勉強しても使い方や設定方法などはわかりませんが、
「このサービスを使えば、こういうことが実現できる。」
みたいなことはわかるようになります。
使い方とか運用周りは「SysOpsアドミニストレーター」のほうかな?


ソリューションアーキテクト アソシエイトの勉強の仕方

勉強法としては下記

  1. 本を読む 25%
  2. AWS サービス別資料 (BlackBelt)を読む 35%
  3. 実際に触る 40%

これにつきます。%はウェイトです。


1. 本を読む

私が勉強したときに読んだ本はこれ、AWSの雰囲気をつかむには良い本かと思います。
ただ、2016年に発売されたものなので情報は古くなっていると思います。
別の本を読んでもいいかも。おすすめあったら教えてください。

合格対策 AWS認定 ソリューションアーキテクト アソシエイト


2. AWS サービス別資料 (BlackBelt)を読む

これはAWSサミットやウェビナーなどで実際に使われた過去資料のアーカイブみたいなもんです。
基本的な知識からユースケースまでが紹介されているため本を読んだ後こんな感じで使うのか~
という雰囲気をつかむにはもってこいかと思います。

AWS サービス別資料

特に読むべきサービスとしては

  • EC2
  • ELB
  • EBS
  • ECS
  • S3
  • IAM
  • Lambda
  • RDS
  • CloudWatch
  • VPC
  • Route53

などは把握しておいたほうがいい。(よく使うサービスだし。)
基本的に浅く広くサービスについて理解をしておけば試験には受かるし雰囲気は掴めるので何とかなる。
覚える内容としては

どういうサービスで、どんなことが実現できるのか
ベストプラクティス
課金システム
セキュリティ

だいたいこんな感じですかね。これを覚えておけばだいたい受かります。


3. 実際に触る

AWSアカウントを作るだけなら無料でEC2やS3、Lambdaは無料枠があるのでタダである程度は使えます。
百聞は一見に如かず
ビビらず実際に触ってみて使うのが一番手っ取り早いです。
私は業務で触らせてもらってたので何とかなりましたが、実際見ないとわからんないもんでしたね。
というか基本的に私は勉強苦手なので、体で覚えるタイプの人間は触るのが一番早いです。

無料枠をまとめてくれているサイトがあるのでこちらを見て使ってみるのもありだと思いますm(__)m
AWS 無料枠一覧まとめ


まとめ

この3つを平日1~2時間ほどやった結果、1~2か月くらいで合格できました。
ただ、ソリューションアーキテクトだと本とAWS サービス別資料を読み込めば受かると思います。
実際に触るとイメージしやすくなって、覚えるのは早くなる

苦労したこととしては、

  • AWS特有の用語や概念 (AZってなんだっけ?とか)
  • イメージしずらい
  • 覚えることが多い

個人的には資格の勉強は「使わないことばっかり覚えてあんまり意味ない。」という感覚でしたが、
ソリューションアーキテクトで勉強したことはAWSを使う上で、実際に役に立つ情報が多かったという印象です。
ぜひこれからAWSを始めようと思う方は勉強してみてください。

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