今回は、コマンドラインの中から基礎的なコマンドを紹介させていただきます。
#コマンドラインとは?
文字だけでコンピューターを操作する技術で、開発を行う為に必要なツールです。
コマンドと呼ばれる命令を使ってコンピューターにプログラムを実行させます。(Macを使っている方は、「ターミナル」を使います。)
ターミナルを起動させると以下の様な画面が表示されます。
![default.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F314179%2F0302455f-a54c-27a5-748b-73ceab5f693b.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=cbeb96a20e5341c555e461485c8ed589)
#コマンド一覧
###$pwd
自分が今いる場所を調べるコマンド。(下記のケースだと/Users/akinoriotooが自分のいる場所となります。)
![スクリーンショット 2018-12-04 14.37.34.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F314179%2Fdec92ef1-0fc2-41e6-3c3f-b59226c3ace5.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=384aadb662d5801758d23c3b668f5344)
###$ls
###$cd [path]
change directory の略称で、ディレクトリを移動できます。(Desktopに移動してみました。)
###$mkdir [dir]
ディレクトリを作成します。(test_Aというディレクトリを作成してみました。)
###$mv [file][dir]
ファイルやディレクトリを移動するとき、名前を変更するときにも使います。(test_Aのディレクトリ名をtest_Bに変更してみました。)
###$cp [file][dir]
「copy」の略語で、ファイルをコピーします。(test_Bというディレクトリをコピーしてtest_Aというディレクトリを作成しました。)
※ディレクトリのコピーの為、オプションコマンドで、cpの後に-rを付けています。
###$rm [file][dir]
「remove」の略語で、ファイルを削除します。(test_Bというディレクトリを削除しました。)
※ディレクトリ削除の為、オプションコマンドで、rmの後に-dを付けています。
###$touch [file]
空のファイルを作成します。(test.htmlというhtmlファイルを作成しました。)
###$vi [file]
ファイルを編集する。(iを入力し、インサートモード移行後にtest.htmlの中身を記述しました。)
※:wqで上書き保存。
![vi.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F314179%2F0705a380-9bed-9414-c986-71bd96ed31b6.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=8cbe439455a3d06aee4302fa2f025381)
###$exit
###まとめ
コマンドラインは、コンピュータに対するプログラムの実行や操作を全て文字だけを使って行います。キー入力の手間やユーザーが覚えておく必要のある知識などを考えると、やや上級者向きであり、時代に逆行する感もありますが、アプリケーション起動時のスイッチの指定やシステムの設定などGUIでは難しい処理も、コマンドラインでは簡単に行うことができ、慣れると各作業も早くなるので、デザイナーでも覚えておいて損はないかと思います。