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Intellij(JetbrainsのIDE)の参照機能で英語版ではなく、自動で日本語版サイトにアクセスする方法

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はじめに

IntelliJをはじめ、Jetbrains社のIDEを使用している方向けです。
いわゆる[shift+F1]の公式サイトへの参照機能ですが、通常は英語版サイトにアクセスされてしまいます。

これが英語弱者の私としては、結構面倒くさくて、日本語版の公式サイトにアクセスしてくれればよいのに。。
このモヤモヤを解決する方法をまとめてみました。

結論として、以下の方法です。

  • デフォルトブラウザをChromeに変更
  • Chromeのアドオン:Tampermonkeyをインストール
  • 特定のURLを自動で一部書き換えて日本語サイトにリダイレクトする

公式サイトに日本語サイトが用意されていれば、pycharm、phpstorm、rubymineなど他のIDEでも有効な方法となります。
以下、私はintellijでpython開発、IDE自体を日本語化していますが、そちらをベースとして話を進めていきます。
みなさまの環境に読み替えて頂ければと思います。

公式サイト参照機能のこと

「外部ドキュメント参照」のことで、
code上の調べたい関数などを公式サイトの任意の箇所にアクセスしてくれる機能のことです。

ズバリ、[shift + F1]ショートカットで実行できます。
メニューから辿れば、「メインメニュー > 表示 > 外部ドキュメント」となります。

方法

1 IntelliJのデフォルトブラウザをChromeにする。

IDEが直接開くブラウザにChromeを設定します。
「設定 > ツール > Webブラウザ」から設定することができます。

2 ChromeブラウザのアドオンにTampermonkeyをインストールする。

Chromeで以下のchromeウェブストアページににアクセス
https://chrome.google.com/webstore/detail/tampermonkey/dhdgffkkebhmkfjojejmpbldmpobfkfo?hl=ja
「Chromeに追加」ボタンをクリックしてTampermonkeyをChromeにインストールします。

3 英語サイトURLと、日本語サイトURLの違いを確認

やりたい方法は
「英語サイトにアクセスしたら、その対応ページの日本語版にリダイレクト」するです。

ひとまずは英語サイト、日本語サイトのURLを確認してみます。
例として「int」 をshift + F1で公式サイトに参照してみました。

英語サイトが上のURL、下が日本語版のURLになります。
https://docs.python.org/3.7/library/functions.html#int
https://docs.python.org/ja/3.7/library/functions.html#int

お気づきだと思いますが、違いは 〜.org/ の後にja があるか無いかだけなのです。
つまり、~org/~~org/ja/~とjaを挿入するだけです。
手作業でこれを毎回やってもいいのですが、結構めんどくさいので自動化してしまったほうがすごく楽です。 

ちなみに、pythonの公式ページを例として挙げていますが、実はこのような構造をしている公式ページは多いです。
ですので、一度慣れてしまえばpython以外のプログラム言語でも同じ方法を取ることができます。

4 Tampermonkeyにコードを貼り付けて自動化する

では、ここからが本番。Tampermonkeyにコードを書いて自動化させます。

  1. Chromeのメインメニュー右端のTampermonkeyのアイコンをクリック
  2. 「新規スクリプトを追加」を選択
  3. エディター内にjavascriptでコードを書く ※後ほど触れます
  4. 「ファイル > 保存」でスクリプトを保存する

以上。これだけでChromeでブラウジングする際に、様々な機能を実装することができます。
細かい使い方は割愛しますが、以下の記事がとても分かりやすいです。
https://rightcode.co.jp/blog/information-technology/tampermonkey-google-chrome-extended-function

私が追加したコードは以下になります。
「python公式ページ 英語→日本語版」

//==UserScript==
// @name         Python English->Japanese
// @namespace    http://tampermonkey.net/
// @version      0.1
// @description  Python official site is changed from English to Japanese
// @author       You
// @match        https://docs.python.org/*
// @grant        none
// ==/UserScript==
(function (){
 var newUrl = location.href;
 var regex = /https:\/\/docs.python.org\/ja\//;
 var result = regex.test(newUrl);
 console.log(result);
 if(!result){
   newUrl = newUrl.replace("https://docs.python.org/", "https://docs.python.org/ja/");
   if ( newUrl != location.href ) location.href = newUrl;
 }
})();

実際に、Intellijでshift+F1してみてください。
もしくは、上で触れた英語サイトURLを使って試してみてください。

Chromeで英語の公式ページにアクセスした直後に、自動で日本語版サイトにリダイレクトしてくれていると思います。
これで、素早く、クールにズボラ検索ができますねw

まとめ

ちょっとしたことなんですけど、コレすっごく楽になります。
頻繁に「shift+F1」押す方は実感できるのではないでしょうか。

正直なところ、英語サイトがそのまま読めるのがベストだと思います。
ただ、それにこだわるあまりに、毎日の翻訳している時間がコーディングより長くなっていては。。本末転倒です。
要は使いどころかと考えています。
締め切りが近いなら翻訳して時間使うより、日本語でサクッと調べてコーディングに専念する。
それとは別に、英語は落ち着いてしっかりと勉強する。個人的にはそんな割り切りの方が良いかと考えています。

英語弱者の私に付き合って最後まで読んでいただきありがとうございました。
みなさまのコーディングが少しでも楽になりますようにお力添えできたら嬉しいです。

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