きっかけ
夜になると自宅のインターネット速度が異常に遅くなるという症状が続いていました。
遅くなるどころかWebサイトへのアクセスがタイムアウトしてしまうこともしばしば。
ChromeでWebサイトにアクセスすると左下に「ホストを解決しています」というメッセージが出続けるのが気になり、
nslookupで適当なドメインを検索してみるとタイムアウトが発生
どうやらプロバイダのDNSサーバが重たいようです
プロバイダが提供するDNS以外にも、googleなどがパブリックDNSを公開しているので、
そちらを使えばこの問題は解決するのではないかと思いました。
Google Public DNSの情報
Google Public DNSの公式ページに記載されていますが、
IPv4とIPv6両方のDNSサーバを提供しています。
IPv4
- 8.8.8.8
- 8.8.4.4
IPv6
- 2001:4860:4860::8888
- 2001:4860:4860::8844
設定を変える前にベンチマークしてみた
ネットを調べてみると、Google以外にもパブリックDNSを公開しているところがあるようで、
どのDNSが速いかベンチマークするソフトがあったので試してみました。
ダウンロードしたexeファイルを起動すると、DNSサーバのリストを取得するまで少し待ちます。
取得し終わると「Nameservers」タブの「Run Benchmark」ボタンが押せるようになるので、クリック。
「Run Benchmark」ボタン左のゲージがMAXになれば終了です。
自宅で試した結果がこちら。
googleが最速ではありませんでしたが、十分速そうなのでこちらに切り替えてみることにしました。
複数のPC/スマホがあってもルータの設定でOK
自宅にはWinが2台、スマホが2台あり、それぞれのDNS設定を変えるのは面倒ですが、
ルータがDNSフォワーダーになっていますので、
ルータの設定を変えるだけで済みました。
機種はRT-S300SEです。
基本設定 > 接続先設定(IPv4 PPPoE) > [ 接続先の選択設定 ]で接続中のセッションをクリック
効果
早朝に比べるとまだ遅い気はしますが、タイムアウトが発生することはなくなりました。
そもそも夜遅くなるプロバイダのDNSサーバっていかがなものでしょう。
大手プロバイダなのに・・・