はじめに
AtCoderを始めて2ヶ月、11回目のABC(AtCoder Beginner Contest)で入茶いたしました。
まだいろいろと試行錯誤中のため、「いま色変記事を書いても時期尚早かな」とも思ったのですが、次回はいつ色変記事を書けるのかわからないのでこの機会に執筆することにいたしました。
ご笑覧いただければ幸いです。
入茶までの取り組み
これまで試した中で効果があったと実感したものになります。
間違いなく一番やってよかったと思うことです。
普段SNSをやらないのではじめは不安でしたが、競技プログラミングの方々はとても温かく、尊敬できる方ばかりです。
とくに毎回のABCの後は喜怒哀楽が入り乱れるなかでお互いに励まし合っていく雰囲気があり、しばらくTwitterを見て次回への活力をもらっています。
感謝の気持ちでいっぱいです。
B,C問題埋め
こちらも効果を感じました。
だいたい自力ACの割合が5-7割くらいの難易度がちょうどよいと思っています。
ACをすると嬉しく、解けなくても解説を読むとわかるレベルだと思います。
私ははじめB問題に取り組み、その後C問題はDiffが小さい順に埋めていきました。
いまはC問題が自力ACが7割くらいなので、これから徐々にD問題に挑戦していこうと思っています。
AtCoder ProbmlemsのRecommendation
AtCoder Problemsにはレートに応じて推薦問題を提示するRecommendationという機能があります。
問題を自分で探す必要がなく、とても役に立ちました。
ただ注意点として、こちらの問題にはABCだけでなくARCやAGCなどの問題もあります。
同じようなDiffでもABCに比べて他のコンテストの問題は難しい印象で、かつ解説も簡潔なため学習が難しいです。
そのためABCの問題を選んで精進するほうが良いと感じました。
アルゴ式
全人類におすすめします。
問題もさることながら、とくにすべての解説が秀逸です。
わかりやすいのはもちろんのこと、別解があることが多く、自分の思考以外の視点から問題を見ることを教えてくれます。
受験問題集
競技プログラミングを楽しむためには数学が必須のため、受験数学の問題集をはじめました。
旺文社の標準問題精講シリーズのうち、整数と場合の数・確率の2冊に取り組んでいます。
まったく解けなくて悲しいのですが、忘れていた知識が戻ってきたり、頭の体操になったりして楽しんでいます。
気長に勉強を続けていこうと思います。
うにだよさんQiita記事
毎回のABCについて丁寧な考察とコードを解説してくださっています。
公式解説がわからずに途方に暮れていたときに、なんど助けられたかわかりません。
かつっぱさんYouTube
毎回のABCについて実況解説をアップしてくださっています。
多くの動画では本番と同じタイミングで取り組まれているため、本番中にどんなことを考えているのかがわかります。
ひとつひとつの考察が素早く明晰で、すべての動画が勉強になります。
コンテストに可能な限り参加する
コンテストに参加することが何よりも重要です。
初心者は伸びしろしかないので、あまりパフォーマンスやレートに注目する必要はないように思います。
それよりも「WAなしにA,B問題が解けた」「C問題が解けなかったけれど勉強になった」など、各コンテストの内容を記録と記憶に残しておくほうが重要だと思います。
そのほか
競技プログラミングにかける時間
3歳と1歳の子どもがいるので、子どもたちが寝ている朝5時から7時までの2時間を競技プログラミングに当てています。
ABCが21時-22時40分なので翌日はかなりキツイですが、なるべくルーティーンを維持するように早起きしています。
なお平日の昼休憩中に競技プログラミングをやったときには、問題が頭に残ってしまって明らかに午後の生産性が下がりました。
仕事中の競技プログラミングはおすすめできません。。。
業務との関係
本業は業務プログラミングですが、競技プログラミングが活かせた経験はいまのところありません。
今後もない可能性が高いですが、競技プログラミングはあくまで趣味ということで割り切っています。
興味の幅が広がった
競技プログラミングを始めて、数学や論理パズルをおもしろいと感じるようになりました。
鈴木貫太郎さんやそらの暇つぶしchさんの動画を見て楽しんでいます。
競技プログラミングで数学を学び直さなかったらきっと知ることがなかった世界です。
これから
これからはD問題埋めと数学問題集を中心に勉強していこうと思います。
来年こそABCのD問題を解くことを目標にしています。
おわりに
入茶はひとつの目標だったため素直に嬉しかったです。
しかし、まだまだ伸びしろしかないとも感じておりますので、今後もとくにレートを目標とはいたしません。
それよりも各コンテストを記憶に留めることに意識して、取り組んでいこうと思います。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました!