前提
今日は日曜日なので、、というか、あと数時間で日曜日が終わってしまうので、あまり難しいことはしたくない。というわけで、必要かどうかはわからないけれど、NTP サーバを構築しようと思う。
NTP のオープンソースといえば、ntpd かなと思ってたのだけど、chrony というのが最近の CentOS のデフォルトになっているらしく、新しい方が好きという理由で chrony にした。
環境
Ubuntu 22.04
Chrony 4.2
設定
新しく仮想マシンを用意します。この辺の記事を参考にするとよいです。
ネットワークに接続できるようになったら、chrony をインストールします。
$ sudo apt -y install chrony
ステータスの確認をしておきます。active (running)
になってればOK
$ sudo systemctl status chrony
それから、タイムゾーンの NTP サーバを追加。
$ sudo vi /etc/chrony/chrony.conf
デフォルトは#
でコメントアウトして、ntp.nict.jp
を追加する。
#pool ntp.ubuntu.com iburst maxsources 4
#pool 0.ubuntu.pool.ntp.org iburst maxsources 1
#pool 1.ubuntu.pool.ntp.org iburst maxsources 1
#pool 2.ubuntu.pool.ntp.org iburst maxsources 2
pool ntp.nict.jp iburst
それと、時刻同期の範囲を最後に書いておく。
allow X.X.X.X/X
設定後は忘れずに再起動しておこう。
$ sudo systemctl restart chrony
それから、Ubuntu の時刻を日本時間に合わせておこうと思う。というのも、Ubuntu の初期設定では UTC になっておるのだ。
$ timedatectl
Local time: Sun 2022-12-04 14:32:53 UTC
Universal time: Sun 2022-12-04 14:32:53 UTC
RTC time: Sun 2022-12-04 14:32:53
Time zone: Etc/UTC (UTC, +0000)
System clock synchronized: yes
NTP service: active
RTC in local TZ: no
これをこう!
$ sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
そしたら、こうなる。
$ timedatectl
Local time: Sun 2022-12-04 23:34:21 JST
Universal time: Sun 2022-12-04 14:34:21 UTC
RTC time: Sun 2022-12-04 14:34:21
Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
System clock synchronized: yes
NTP service: active
RTC in local TZ: no
もしかしたら、あとで設定追加するかも。今はこれでOK!