はじめに
この数年で感染症等の外的環境の変化で働き方、会社と社員の関わり方が大幅に変化した中、皆さんはどのような働き方をされておりますか?
一度は在宅になったり、今も継続している会社や、元に戻ったり等色々なパターンがあると思います。
どのパターンでも各々の背景があるわけで一概に良い悪いを判断できるものではありません。
しかし、それは企業の論理や、経営の論理を一方通行で押し付けてたりしていないでしょうか?
経営層の75%「テレワークやめたい」 従業員のオフィス勤務希望は?
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2111/18/news126.html在宅勤務を広げるかはこれから どうなる働き方改革
https://www.sankei.com/article/20211204-5T4OLAQYGRLOFN77UB5X7ZB6UQ/そもそも会社に出社したとしても、パソコンの前から動かないで業務するのであれば出社が必要なのか、と。FAXでさえメール受信できる今の時代一部の作業だけが現地作業となるのではないしょうか。
そんな今後の働き方も踏まえた上で入社時に気にかける7つのルールをご紹介します。
1.出社はするものだからという前提のみで出社を強要されている
物理作業等でオフィスや現地での作業をあるのは致し方無いですが、出社し、オンラインの中で終日働くのであれば それは疑義があると思います。次にセキュリティの都合という話も多々お聞きしますが、それは現状維持であればの言い訳に過ぎません。ルールやシステム、仕組み等を再整備すれば可能になることも多々あると思います。 自宅でエンジニアリングをしWeb会議で済ますことができれば会議室の問題もクリアできますし、通勤の時間的負担(個人)、金銭的負担(会社)が共になくなるのです。 課題はマネジメント(管理職)にあることを直視しないで他のルールにしている企業を本当によく見かけます。2.事実上、派遣である
SES(システムエンジニアリングサービス)の企業によくみられる光景です。特にこちらの契約形態では派遣ではないので、場所の制限はないものの、客先常駐となるケースが多いです。 現地に上長がいるならマシですが、現地に頼れる上長がいないと、派遣よりメンタル的に厳しい場合があります。 この手の企業は30-50人のエンジニアに一人の営業がついている場合が多く、その方がメンタルケアもする場合も多い印象です。3.会社が学ぶことを勧奨していない、そもそも推奨もしていない
企業の考え方がはっきりと出るのこちらの項目。業務時間中は労務(サービス)を提供すべきであって、就業中に学ぶことなど一切認めずそれ自体は業務外(よーは、給与払わないわよ)でやりなさいと言っているケースです。 その中でも資格(IPAや各種ベンダー資格)を取得すると一時金や手当が増えるケースはまだましかもしれません。 業界団体でのイベントや、業務時間中の勉強会への参加などを業務事情を互いに考慮しながら学べる環境はエンジニア生活の中でも重要になってくるのではないでしょうか?4.各種エンジニアリングを作業として見なしている
エンジニアリング=クリエイティブな仕事と見なしているか、工場ロボットのオペレーターのように一定の費用(給与)で一定の作業をお願いするかという点は働く側にとって重要です。 タスクが振ってもらるより、イシューを投げかけられ、それをどのように解決するかが経営と現場が互いに成長するのではないでしょうか?それにはお互いの信頼関係を築くことが重要です。5.メールと電話が社内コミュニケーションの基本になっている
コミュニケーション環境についてもここ5-10年の変化が著しい分野です。 まず電話は同期型コミュニケーションで、互いの時間を同時にロックインするものであり、且つ文字データに残りづらいので速報性が必要か、ハイコンテキストのやり取りに絞るべきなのが私個人の持論です。 また、メールについては非同期コミュニケーションとしては良いものの、リアルタイム性や、情報の整理の点でメールサーバや、メーラーに依存するものが多く、工夫で乗り切っている印象です。 チャットシステム(Slack,Line,Teams等)を導入し、情報をできるだけオープンにそして、その業務に関わるメンバー間での良質なコミュニケーションプラットフォームになるようにすべきです。 いまだにお客様とのやり取りは先方都合もあるので仕方ないとしても社内はチャットシステムに変えるべきです。6.エンドユーザの様子が全く見えず、何のために誰のお役に立てるかを理解できる環境ではない
システムが大型化や、機能部分を割ってしまい、その説明もないまま、エンジニアリングを行う環境にあることはお客様にとってもエンジニアにとっても不幸でしかありません。 データのI/Oだけこなせばいいみたいな話は今後は開発環境の高度化で作業量が減る一方ですし、工夫する余地が限られます。やはりお客様の課題を一緒に受け入れ、課題をエンジニアリングで解決する事が重要なのではないでしょうか。7.ロートルが若いエンジニアの活躍を喜ばない
テクノロジーの進歩が速い業界にあるあるですが、新しいテクノロジーの獲得が年齢と共に劣ってきます。 本来的には年齢は関係ないはずなのですが、少なからず本人が意識しないと置いていかれるのも事実です。 事実をそのまま受け入れ、ロートルなりにできる事を増やすという事もありですし、若手に負けず切磋琢磨するのも素晴らしいことだと思います。 その一方で、若手の意見を受け入れないであったり、赤ん坊扱いしていたり、そもそも自分の立場を維持するためにマウントを取ったりしている企業は要注意です。若いエンジニアリングの挑戦や学びの場を提供していこうとしている会社であることは確認すべきです。さいごに
以上、7つのルール(ポイント)について解説をしました。 エンジニアのクリエイティブ性を解放させることがIT経営では非常に重要でそのために会社は何ができるか、エンジニアはその良質な環境の元に個人キャリアとお客様の成功を共に実現し会社に還元することが重要ではないでしょうか?尚、当社では社員を募集しております!7つのルールを実現できる様に日々精進しておりますのでご興味あればご応募ください!
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