DAX Studio ドキュメントの日本語訳
Power BI/DAX開発者必携ツールの「DAX Studio」ドキュメントを日本語訳していきます。
「非公式」なので、言い回しに疑問があれば必ず公式ドキュメントを参照してください。
公式サイト
https://daxstudio.org/
公式ドキュメント
https://daxstudio.org/docs/intro/
サーバータイミングのオプション
ストレージ・エンジンxmSQLのテキストをより読みやすくするための後処理を制御するオプションがいくつかあります。
xmSQLは"読み取り専用 "のSQLライクな言語で、Tabularストレージエンジンが実行する操作のテキスト表現として存在します。実行できるクエリー言語ではありません。ストレージエンジンのスキャン中に実行される操作を理解するために存在します。
Server Timingsでストレージエンジンイベントからの生のxmSQLの例を見ると、以下のようになります。
上記のような生のxmSQLクエリは経験豊富なユーザーでも理解するのが難しいかもしれません。しかし、クエリをよく見ると、多くのことがわかります。
- フォーミュラエンジンのコールバックのように、他の操作に溶け込む重要な操作がある。
- 内部カラムIDへの参照があり、コードが読みにくくなっている。
- エイリアス、グリッド、リネージ情報があり、コードを読みにくくしている。
デフォルトでは、すべてのサーバータイミング簡略化オプションが有効になっています。以下の比較は、生のxmSQLクエリと、同じクエリをデフォルトオプションを有効にしてDAX Studioで表示した場合の違いを示しています。ご覧のように、右側のクエリの方が読みやすく、理解しやすくなっています。