はじめに
ゴールデンウィークの勉強会で登壇する際に作成したパワーポイントを、Qiitaに投稿できるようにMarkdownに変換したくて調べてみました。
pptx2md
使用したライブラリはこちらです。作者のGithubリポジトリはこちら。
Google Colab
Google Colabで使ってみています。GoogleColabについてはたくさん記事があるので調べてみてください。
pptx2mdの使い方
GoogleColabの初期環境には入っていないので、まずはライブラリのインストールから始めます。
# ライブラリのインストール
!pip install pptx2md
Google Driveへマウントします。これは頻出記述なので覚えておくとよいですね。
# GoogleDrive のマウント
from google.colab import drive
drive.mount('/content/drive/')
PPTX
拡張子のパワーポイントファイルを任意のフォルダに入れ、そのフォルダに移動します。
今回はMydrive > PPTX
にいれておきました。PPT
拡張子には非対応とのこと。
# PPTXファイルを入れているフォルダに移動。一応リスト表示。
%cd /content/drive/MyDrive/PPTX
%ls
正しくリスト表示がされたのを確認したら、あとはファイル名を指定して実行するだけです。
# 実行
!pptx2md 2022GW夜のPowerBI勉強会第弐夜データモデル.pptx
out.md
という名前でマークダウンファイルが出力されます。img
フォルダに画像ファイルが格納されており、マークダウンファイルからはimg
タグを使用してリンクされています。
まとめ
最終的にこのツールを使用してMarkdownをつくることを意識してパワーポイントファイルを作成すれば、PPTX↔MDのいききはかなりスムーズになるのではと感じました。
MarkdownからPPTXやPDFを作成するツールもたくさんある(例:Marp)ので、どちらから作り始めるかは状況に応じて選択できる世界が生きやすいですよね。