14
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

【Blender】Blender初心者が長期休みにBlender作品を毎日作って何を学んだのか

Posted at

スキルというのは1日で身につくものではなく日々の鍛錬で「磨かれていくもの」だと思う。
角川ドワンゴ学園のプログラミング講師としてBlenderのスキルを少しでも身につけたいと思い、長期休みに毎日作品をつくることにした。

当時はBlender初心者なのでYoutubeから課題を見つけて、こなしていった。

<1日目>
image.png
とにかく「簡単でシンプルなもの」をテーマにした。最初から難しいテーマをやることは自分のモチベーション低下になる。とにかく「完成させる」ことを大事にした。

<2日目>
image.png
キャラクターものを作ってみたくなったのでやってみた。顔のテクスチャはフォトショップなどで描いて取り込んだ、わけではなくBlenderの機能で描いた。結果、フォトショップなどで描いて取り込んだ方がボケないし良いことがわかった。

<3日目>
image.png
image.png
日輪刀を作った。刀なんて簡単だろうと思っていたが、はっきり言って2日目の動物より断然難しい。刀の先が綺麗に尖らないのだ。結局試行錯誤で完成したが刀の構造の勉強が必要だった。モデリングすることは対象の研究がものすごく重要だとわかった。

<4日目>
image.png
パーティクルヘアーの機能を使って草原を作った。1個の草を作ってそれをパーティクルヘアーで複製している。これはBlenderの強力な機能だ。この機能を知れたのは相当大きい。

<5日目>
image.png
雲を作った。これはかなりのPCスペックを要するようだ。私の自前のPCでが悲鳴を上げた(後で新しいPCを買った)

<6日目>
image.png
アドオンを使った木を作った。これはものすごく少ない時間で完成した。アドオンがどれだけ強力なのがわかった。Blenderの勉強をするならアドオンは使わないほうが良いかも知れない。

<7日目>
image.png
めちゃくちゃシンプルに見えるだろうが、パーティクルヘアーの応用だ。米粒を1つ作ってそれを複製している。
このような応用はまず機能そのものを知ることが必要だ。だから、草原を作った経験が生きている。

<8日目>
image.png
アニメーションを作った。Blenderはアニメーションも作成できる。尻尾と耳がゆっくりと揺れる。とても時間がかかったがアニメーションを作るときの工数が体感でできるようになったのは大きい。

<9日目>
image.png
これまでの応用で夜景を作った。我ながら綺麗な夜景ができたのではないだろうか

<10日目>
image.png
生徒にテクスチャーの練習用に勧めるために自分でやったチュートリアル。テクスチャーの理解が深まった。

<11日目>
image.png
ポケモンを作ろうとした。だが、これがとてつもなく難しかった。結局完成まではいけなかった。
2次元の情報から3次元のモデルを作るとき見えない部分は「自分の感性」が必要だった。
これは経験が足りなかった。また改めてチャレンジしたい。

ということで私のBlender修行の一部お見せしたがこの後も色々な作品を作っている。
結局は日頃から修行していれば「下手でもどんどん上手になっていく」これを改めて感じた。
続けるためには「モチベーション」をどうするかなのだが、私の場合は毎日成果を他人に見せることで保った。
生徒からのリアクションや友達からのリアクションをモチベーションにした。
人によってモチベーションの保ち方はいろいろあるだろうが、「モチベーション」に対しての解決方法を自分で考えるのが何よりも大切だ。

14
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
14
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?