はじめに
今年からPHPStormを使い始めました。
使う前はVisual Studio Codeを使用しておりましたが、PHPStormに移行してしまいました。
簡単ですが、できることやプラグインについてまとめました。
PHPStormとは
- JetBrains社が販売しているPHPのIDE(統合開発環境)です。
- PHPの主要なフレームワーク(Symfony、Laravel、Drupal、WordPress、Zend Framework、Magento、Joomla!、CakePHP、Yii)に対応しています。
- また、PHP以外にもフロントエンドの開発(HTML5、CSS、Sass、Less、Stylus、CoffeeScript、TypeScript、Emmet、JavaScript)もサポートしています。
- エディタの機能以外にも、バージョン管理、データベースクライアント、Dockerやコンソール、REST Clientといったツールも統合されています。
- Widnows, Mac, Linuxといったクロスプラットフォームで使用できます。
マニュアル
- 日本語マニュアルが公開されていますので、基本的にここを見ておけば大丈夫かと思います。
- ショートカットの一覧がPDFとして公開されているので、手元において参照しながら使用してもよいかと思います。
- 英語ですが、動画でチュートリアルがあるので、参考にどうぞ
さっくりできることのまとめ
エディタとして使用する(当たり前)
- PHPやPHP以外のフロントエンドの開発で使用できます。
- IntelliSenseが有効なので、他のエディタに戻れなくなりました。
DBクライアントとして使用
- 元々、Sequel Proを使用していましたが、PHPStormにもデータベースクライアントがビルトインされているということで、使用し始めました。
- 結構便利で、SQLのIntelliSense以外にも、テーブルをJOINする際の候補も表示してくれるので、メインで使用するようになりました。
- 他にもSelectの結果をCSV, HTML, JSON, マークダウン, XMLなどの形式にコピペできるので、ログを残すときには便利です。
- 現状MySQLメインで使用していますが、他にも以下のDriverが用意されています。
Gitクライアントとして使用
- コンソールでのGit操作がメインですが、たまにGUIを使用したいなと思ったときに使用しています。
- ソースコードの変更履歴はもちろんのこと、Gitログの参照やGUIでGit操作ができます。
コンソール
- SSHでサーバー接続するときやコマンド操作するときに使用しています。
- タブで複数のコンソールを起動できます
Dockerの操作
- 起動中のDockerコンテナにアクセスでき、ログやImageのプロパティ、環境変数、ポートやボリュームのバインディングを確認できます。
- コンテナに対して、起動/停止、Execといった操作ができます。
メモ書き
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PHPStormにはスクラッチファイルという仕組みがあります。
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プロジェクトにScratches and Consolesというフォルダがあり、その中にScratchesというフォルダがあります。
使用しているプラグイン
Japanses Language Pack / 日本語言語パック
- PHPStormのUIを日本語化するプラグインです。
- JetBrainsが提供しています。
- 英語に苦手意識がある方はインストールしておくとよいかと思います。
Key Promoter X
Find Pull Request
- ソースコードの変更がされたPRを表示するプラグインです。
- コード上でメニューを表示すると、
Find Pull Request
が表示されるので、選択するとPRを表示できます。
- また、コードの行数表示あたりでメニューを表示すると、
List Pull Requests
が表示されます。
-
List Pull Requests
を選択すると、コードの左側にPRの番号が表示されます。番号をクリックすると該当のPRを表示できます。
Rainbow CSV
- CSVの列ごとにカラフルにして、見やすくできるプラグインです
Laravel周り
- 以下の記事のプラグインをインストールして使用しています。
まとめ
まだ使い始めて間もないですが、PHPStormの便利さにハマりつつあります。
GitクライアントやDBクライアント、Dockerを操作するのに一つで事足りてしまいました。
引き続き、PHPStormを使いつつ便利さにハマっていこうと思います。