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toioの開発関連ニュース&選び方ガイド 2020年のまとめ

2020年、toioの「おうちでロボット開発」環境が大拡充

toio SDK for Unity
今年も年の瀬、Advent Calendarの時期がやってまいりました。toioに関しては、今年は新たなタイトル2本(おんがくであそぼう ピコトンズ大魔王の美術館と怪盗団)など主流の製品群のリリースに加え、オープンな開発環境が大幅に拡充された年でもありました。色々あった今年ですが、「おうちでロボット開発」はとても手軽で身近なものになりました。今回は「toioで作ってみた友の会(非公式)」のメンバーとして、toioの開発環境の拡充についてまとめたいと思います。
なお、昨年のtoioの開発環境のまとめもぜひご覧ください。
toioとは何か?についてはぜひこちらのtoio公式サイトを見ていただければと思います。

2020年toioの開発環境関連ニュース 2020年のまとめ

image.png
今年リリースされたtoioの開発環境関連のニュースをまとめたいと思います。あらためて見ると結構ありましたね~

4月:キューブ単体発売&専用充電器発売

toioは「toio本体セット」に付属の2台のキューブと「トイオ・コレクション」のマットを使ってビジュアルプログラミングや技術仕様に基づく自由な開発が可能です(これを組み合わせたお得な「toio バリューパック」もあります)が、かねてより「キューブを1台単位で購入したい」という声が多くありました。これに応える形で発売されたのが「toio コア キューブ(単体)」です。これだけでは充電ができないため通常は「toio コンソール」が必要ですが、この度USBで充電可能な「toio コア キューブ専用充電器」も発売されました。
公式リリース

キューブ単体&充電器

toio専用タイトルを直接動かすことはできませんが、PCでのプログラミング等を中心に使う場合はこれで十分対応できます。充電器は2台まで充電でき、toio コンソールに似たやわらかいデザインになっています。
今年はキューブを大量に動かして様々な作品を作られる方が多く現れ衝撃を受けましたが、これを大量に大人買いされたのかもしれません(笑)。

また、このキューブ単体にはA3サイズの「簡易プレイマット、簡易カード」が同梱されており、手軽にプログラミングが始められるのも特徴です。toioのVisual Programmingもこれに対応してアップデートされています。技術仕様もすでに公開されています。これらに関してはぜひ別の記事で紹介してみたいと思いますのでお楽しみに!

10月:スイッチサイエンス「toio 開発用プレイマット」の限定配布&発売

toioのマットには特殊なパターン「toio ID」が印刷されており、キューブの位置(絶対位置)を瞬時に知ることができます。昨年まではこれを使ったプログラミングを行うには「トイオ・コレクション」のマット1択でしたが、今年10月にはなんと電子工作やIoT開発コミュニティではおなじみのスイッチサイエンスよりこのtoio IDが印刷されたマット「toio 開発用プレイマット(以下開発用マット)」が発売されました。

開発用マット

このマットはA3サイズですが、12枚つなげて使うことで大きな1.2m角のマット1枚としても使うことができるほか、うまくやると追加印刷で自由なデザインも作れるようです。表面はキューブ単体と同じような「簡易プレイマット、簡易カード」になっています。これはまた別の記事でしっかり紹介してみたいと思います。
開発用マット

この発売に先立って、この春4月にはスイッチサイエンス「toioではじめよう、おうちでロボット開発キャンペーン」も行われ、この開発用マットを用いた魅力的な作品の数々が公開されました。
こちらのまとめ記事(1)(2)は必見です。
かくいう私もクレーンゲームを作ってみたりしました。自分でマットを自由にカスタマイズできるようになると、toioの作品の幅がとても広がるので「開発用マット」おススメです。

9月-10月toio SDK for Unityと作品動画コンテスト「ロボットやろうぜ」

なんと今年は強力なゲーム開発環境であるUnityからtoioを直接動かせるようになりました。ゲームAIで有名な「モリカトロン」から「toio SDK for Unity」がリリースされ、複数台制御(群制御)や実機さながらに動くシミュレーターを含む充実した開発環境が無償で手軽に利用できるようになっています。

toio SDK for Unity
MacからiOS向けの開発が可能なほか、WebBluetooth/WebGLでWindowsからもある程度動かせます。これについてはこちらの「Unity道場 ロボティクススペシャル 龍の巻(1:20:20あたりから)」の動画中で行われた紹介がとても詳しいので必見です。

toio SDK for Unityの使い方

そして、この「toio SDK for Unity」などtoioとUnityを使った作品動画コンテスト「ロボットやろうぜ!」もこの秋開催され、ちょうど昨日締め切られました。たくさんの魅力的な作品が公開されていて非常に盛り上がっています。これらについても、また別の記事でしっかり触れてみたいと思います。

ロボットやろうぜ

技術仕様のアップデート

image.png
あまり目立っていなかもしれませんが、実は「技術仕様」に関しても大幅アップデートがありました。特に目玉は「磁気センサー」です。他にも電池残量が確認できるようになったり、キューブのタイヤの回転数が取得できたり、シェイク検出ができる、「おんがくであそぼう ピコトンズ」のマットが使えるなど、センサー周りが強化されています(主なアップデート内容)。
また昨年からのアップデートではありますが、目標位置指定での動作指示(目標指定付きモーター制御)などもあり、技術仕様の公開範囲が着実に広がって、ユーザーができることがとても広がっています。
まだSDK等では対応していない最新の仕様も直接扱えるので、ぜひ力のある方は挑戦してみてください!

非公式開発環境の拡充

今年はなんとObnizでtoioが使えるようになったり、Visual Programmingでも「つくるっち」など非公式ながらtoioに対応した高機能なものがあったり、M5Stackとの組み合わせなども盛り上がりました。ロボットOSのROSとの組み合わせなど、気になる作例も増えています。これら非公式開発環境についてもネタがたくさんあるので、別途しっかり記事を書いてみたいと思います!

toioの開発環境、どれを選ぶ?選び方ガイド

はじめての開発で間違いないのは「toio バリューパック」

toio バリューパック

はじめてのtoioの開発で間違いないのは「toio バリューパック※最下部参照」(トイオ・コレクションが同梱されたバージョン)です。PCを使ったビジュアルプログラミングやJavaScript、Unityでの開発まで幅広く対応できるだけでなく、toio専用タイトル「トイオ・コレクション」が入っているので、あそびのサンプルとしてもまずはプレイしてみて感触がつかめますし、友人やご家族と楽しんでみたりということもできます。付属品はVisual Programmingで使えるアイテムとしても活用できます。
キューブが2個入っており、コンソールは充電器としても役立ちます。マットは56㎝角で4つ折りできるようになっており、しっかりしているので扱いやすいです。
まず試してみたい方におすすめです。希望小売価格では19,980円(+税)となっています。

お手頃に始めたい方・PCプログラミング中心の方・研究開発向き:キューブ単体+専用充電器

キューブ単体&充電器

PCでのプログラミングが中心で、すでにtoioの開発に関してはある程度感覚がある方や、少しでもお手頃価格で開発をやってみたいという方にはキューブ単体+専用充電器がおすすめです。
希望小売価格はキューブ単体が4,480円(+税)、専用充電器が3,480円(+税)となっています。ソニーストア、Amazon、スイッチサイエンスなどオンライン中心に販売されています。

これに「開発用マット」も組み合わせると、群制御などもばっちりですね!
開発用マット

こちらのようなインパクトのある作品も作れそうです!

まとめ

今年はtoioを活用したクリエイティブで本当にすばらしい作品・研究開発の数々が続々出てきて、いちユーザーとしてもロボット開発者としてもとても感動しました。自分も色々作って、これからもtoioで何か作ることの楽しさを広げられたらと思います。
昨年予想もしなかった色々なことがあった2020年ですが、toioは家での開発にも向いているということもあり、これからも「toioでちょっとロボット開発してみる」のがスタンダードになったらよいなといちユーザーとして感じています。これだけ充実したプログラミング環境・開発環境がある手軽なロボットというのも結構希少なのではないかな・・・とも感じています。アプリ、マット、その他自作で扱える範囲がとっても広がったので、2021年も引き続きみんなでtoioで色々作ってあそびましょう!

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