2023年12月末にAI-900: Microsoft Azure AI Fundamentalsを受験した記録です。
結果は合格 (1000点満点中750点)です。
日本語で受けています。
受験した動機
生成AIの流行を受け、AIの基本的な用語や概念を習得したいと思ったため
受験後の感想
個人的には学習目標が取得でき受けてよかったと思います。
1.世間でよく聞く機械学習の用語や処理の概要をつかむことができました。
(教師あり/なし学習、モデル、トレーニング等)
2.試験勉強にChatGPTが役立ちました。
各用語の違いや、処理の順番など聞きまくりました。
3.生成AIやAzure Open AIに関する出題は1問もなく拍子抜けしました。
2023年11月に更新の試験範囲ではAzure Open AIが追加されてます。
しかしローカライズに8週間なので、日本語での新しい試験範囲は2024年になるようです。
試験 AI-900: Microsoft Azure AI の基礎の学習ガイド
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/resources/study-guides/ai-900#skills-measured-as-of-november-2-2023
学習の注意点
1.用語は意味だけでなく、試験では具体例も聞かれます。
たとえば、「教師あり学習 事例」など調べておくとイメージがつきやすいです。
2.AzureのAIサービスを理解するのが難しかったです。
特にサービスの統廃合を行っているため、最新の情報を確認するよう注意が必要です。
例:以下のように以前のCognitive Servicesが現在はAzure AIサービスに含まれている。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/ai-services/luis/what-is-luis
3.Azure PortalでAI Serviceの実機を見ておくことをおすすめします。
どんなサービスが存在しているか、メニューで見ておくとイメージがつきやすいです。
4.責任あるAIは数題出題があります。得点できるようおさえましょう。
https://www.microsoft.com/ja-jp/ai/responsible-ai?activetab=pivot1%3aprimaryr6
おすすめの教材、勉強サイト
Microsoft 提供の無料問題集が役に立ちました。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/exams/ai-900/practice/assessment?assessmentId=26&assessment-type=practice
以下のように図で機会学習の流れを解説しているサイトが大変役に立ちます。
文字ベースより、図で処理の全体像を掴んだ方が早いと感じました。
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1901/04/news009.html
https://www.kamishima.net/archive/mldm-overview.pdf
以下の過去問サイトでどんな問題が出るか雰囲気はつかめます。
ただ情報が古いものが含まれているため、個人的にはお役立ち度は少なめです。
https://www.examtopics.com/exams/microsoft/ai-900/