外部ファイル(設定ファイル)にある変数を利用する方法を綴ります。
外部ファイルにパスやファイル名など設定値を持たせておきます。
変更が発生際に直接shellを書き直すのではなく、設定ファイルのみを書き直すことで変更が容易になります。また、環境が変わっても設定ファイルの変更のみで対応できます。
conf.txt
#FILE_PATHという名前で変数を設定する
FILE_PATH="/usr/local/sample"
「source 外部ファイルのパス」を記述すると、外部ファイルから変数を取得できます。
外部ファイルのパスは「絶対パス」ではなく、「相対パス」で書きましょう。ディレクトリ構成が変わっても、書き直す手間をおさえられます。
sample.sh
#!/bin/sh
#設定ファイルから変数を取得
source ./conf.txt
#外部ファイルの変数をechoで表示
echo "$FILE_PATH"
実行結果
#test.shを実行すると、以下のように表示されます。
/usr/local/sample
#参考文献
Udemyメディア『【入門者向け】シェルスクリプトの作成・実行方法をわかりやすく解説!』(2021年6月23日利用)
https://udemy.benesse.co.jp/development/system/shellscript.html
Qiita『初心者向けシェルスクリプトの基本コマンドの紹介』(2021年6月23日利用)
https://qiita.com/zayarwinttun/items/0dae4cb66d8f4bd2a337