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ホスト名&IP変更時のDHCPのフェイルオーバー機能再設定メモ

Last updated at Posted at 2018-11-03

・DHCPフェイルオーバー設定済みサーバーでホスト名&IPアドレス変更が発生した際の対応メモ。

作業手順

前提:環境はWindowsServer2012R2と2016。ホットスタンバイモードが組まれている。
ホスト名指定でフェイルオーバーを組んでおり、ホスト名変更で通信不可となるため以下手順を実施した。
以下でIP&ホスト名を変更するのはStandby側だが、Active側でも同様の手順で対応した。

1.Admin権限のアカウントで両サーバーにログオンする。
2.Activeサーバー側でDHCP管理ツールを起動し、各DHCPセグメントで"deconfigure"を選択する。
3.Standbyサーバー側で各DHCPセグメントが消えていることを確認する。
4.Standbyサーバーの参加ドメインをWORKGROUPに変更する。(ホスト名変更対応のため)
5.Standbyサーバーのホスト名を変更&OS再起動を行う。
6.Standbyサーバーをドメインに参加&OS再起動を行う。
7.StandbyサーバーのIPアドレスを変更する。
8.Activeサーバー側でDHCP管理ツールを起動し、ホスト名を右クリックし全セグメントに対してフェイルオーバーを設定する。
9.Active、Standby側で各DHCPセグメントが元の通り表示されている事を確認する。
10.Standby側でサーバーオプションを設定する。

メモ

・フェイルオーバーを組めばActive側のセグメント情報がStandby側にも反映され、Standby側ではセグメント登録の作業は必要なし。PCのリース情報もStandby側に反映される。
・ホスト名変更後、ホスト名変更前のフェイルオーバーのプロパティ情報が残り削除が通信相手がいないエラーが発生し、削除できず。IPv4のアイコンが赤矢印で表示されるが、削除できなくてもDHCP機能は問題なく動作している。
・WindowsServer2016ではDHCPのサーバーオプション252(WPAD)を追加作業をしないと表示されない。追加方法は後日追記する。

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