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2年目社員が考えるリモートでも新人が成長できる環境作り

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はじめに

みなさんは新人の時にこんな経験はありませんでしたか?

  • 先輩社員に気を遣って質問できない
  • リモートだと対面に比べて質問がしにくい

社会人1年目の私は、同じことを思っていました。

しかし今年度から外国籍のメンバーとのオフショア開発が始まり、それをきっかけとして個人やチームとして初めて触る技術への適応速度が速くなり成長速度が向上しました。その大きな要因として、質問のしやすさがあげられます。

本記事では外国籍メンバーと共に働くことでわかった「質問のしやすいチーム作り」の方法について解説します!

なんでも聞ける雰囲気を作る

私のチームは、なんでも聞ける雰囲気があります。技術として基本的なことであっても、やったことありますか?と声を掛け合い、なかったら説明すると言う文化があります。私はこの文化のおかげで、わからないことについて自信を持って「わかりません!」と声を上げることができています。なんでも聞ける雰囲気のある私のチームですが、なぜなんでも聞けるのかを考えたところ、以下の二つを行っていることが大きいのではないかと思います。

1. 積極的な勉強会実施

私のチームの外国籍メンバー新しい技術のキャッチアップに前向きです。そのため積極的に勉強会の開催を提案してくれ、開発で出てきた技術についてチームで学習しています。勉強会を行うことで、実際の業務の中でも質問するハードルが下がりました。

その要因として勉強会は、学習者が理解することを目的としているため、普段の業務とは異なり、遠慮せずにわからないことを言うことをできる環境があります。この環境でわからないを聞くことで、実際の業務の中でもわからないと言いやすくなります。また、勉強会を開催することで学習者だけでなく熟練者もメンバーの理解度を知ることができ、業務の中でどこまで説明するべきかについて知ることできます。

2. 説明の後に、「わかりましたか?」という問いかけがある

外国籍メンバーは、他メンバーへの説明の後、必ず「質問はありますか?」や「わかりましたか?」と聞いてくれます。「わかりましたか?」と聞かれるだけで、理解しきれなかったメンバーは「わからないです」や「ちょっと難しいです」と言いやすくなり、その場でわからないことを解決できます。今ではチームメンバー全員がこの習慣を持っています。そのおかげで、普段から「教えてください」と言うハードルが下がりました。

リモートワークの際に距離を感じさせない

私たちは、オフショアで開発を行なっており、開発をベトナムメンバー2人と日本メンバー4人の6人で行っています。コミュニケーションツールとしてZoomを使用していますが、対面で開発が行えないからこそ、距離を感じさせないような工夫を行っています。

1.アバターを用いる

アバターを用いるだけで、話しやすくなります。真っ暗な画面に向かっているかわからない相手に「〇〇さんいますか〜?(〇〇-san, Are you there?)」と聞くよりも、アバターが並んでいる画面の方が発言しやすいです。Zoomのアバターを使うには、Zoomアカウントを作成する必要がありますが、簡単に作成できますし、いくつか出来上がった動物アバターもあるので簡単に導入できます。

2.リアクションを声で行う

Zoomにはリアクション機能があり、グッドボタンとかハートとか表示させることができます。しかし、画面共有して説明していたらそんなものを見て確認する余裕がなかったり、全員がマイクOFFだと疎外感を感じます。そこで、リアクションとして「はい」とか「ん〜(考え中)」とかを実際に声で発して言うだけで発言者の疎外感がなくなります!対面で行っている時は、相手の表情をみて考え中だなとか、ここはわかっていそうだなと確認することができますが、Zoomではそれが難しいため、聞き手側が自分からわかっているよ〜とか、考え中だよ〜と教えてあげることが重要です。

おわりに

新人の時は、質問することが成長につながると思います。しかし、気を遣ってしまったり、リモートで開発を行っている場合は、質問をするハードルが上がると思います。そのため、チームに新人がいる場合、積極的に「わかった?」と聞いたり、リモートで開発する時はアバター使用やリアクションを工夫して良い雰囲気のチームを作ってみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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