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Rootログイン禁止CentOS

Last updated at Posted at 2020-07-23

はじめに

CentOSに限らずSSH接続ではRootログイン禁止が一般的です。
今回はこの作業をテーマに行っていきたいと思います。
ユーザーをパスワード認証方式で作成します。

環境

■OS
CentOS8

全体のながれ

手順1.SSHユーザー作成
手順2.rootと同じ権限を付与
手順3.ID/パスワードを該当ユーザーに渡す
手順4.ログインを確認してもらう
手順5.Rootログイン禁止

余談(ログインします)

SSHターミナルを開いて接続してください。
最初はrootユーザーかと思いますので@の前はroot、後ろは接続先です。
root@接続IP
下記どちらかで接続します。

  • パスワード認証
  • 公開鍵認証方式(秘密鍵をお持ちの場合)

手順1.SSHユーザー作成

ユーザーコマンドで一般ユーザー作成
ユーザの作成コマンドはuseraddを使用します。わたしの愛飲ドリンクからLipovitanというユーザーを作成したいと思います。
例)lipovitanというユーザを作成

# useradd lipovitan
# passwd lipovitan
ユーザー lipovitan のパスワードを変更。
新しいパスワード:
新しいパスワードを再入力してください:
passwd: すべての認証トークンが正しく更新できました。

一般ユーザーでログインしてみる

作成しただけで安心しないでください。ユーザーログインができるか試験します。
lipovitan@接続IP

手順2.rootと同じ権限を付与

Rootと同じ権限で操作できるようにする
CentOSのwheelというグループに追加されている事が必要です。コマンドの先頭にsudoをつけることで root 権限を実行します。作成ユーザをwheelグループに追加いたします。

次のコマンドで確認

# groups lipovitan
lipovitan : lipovitan

グループに追加

# usermod -G wheel lipovitan

次のコマンドで確認

# groups lipovitan
lipovitan : lipovitan wheel
  • 一般ユーザーでroot権限が使用できるか確認します。

※もし下記のようなメッセージがでても慌てなくて大丈夫です。一般ユーザーで一度exitして、もう一度lipovitan@接続IPで接続します。

$ sudo cd /var/log/

あなたはシステム管理者から通常の講習を受けたはずです。
これは通常、以下の3点に要約されます:

    #1) 他人のプライバシーを尊重すること。
    #2) タイプする前に考えること。
    #3) 大いなる力には大いなる責任が伴うこと。

[sudo] lipovitan のパスワード:
lipovitan は sudoers ファイル内にありません。この事象は記録・報告されます。
  • sudoを使用する度に毎回パスワードが求められる場合

特殊なコマンドvisudo/etc/sudoersを編集する

# visudo /etc/sudoers

下記の場所を探します。
先程whellのグループに一般ユーザーを追加しましたよね。

%wheel  ALL=(ALL)       ALL

このグループを下記のように変更します。

%wheel        ALL=(ALL)       NOPASSWD: ALL

これで毎回sudoを使ったコマンドの実行時にパスワードは求められなくなります。

手順3.ID/パスワードを該当ユーザーに渡す

手順4.ログインを確認してもらう

手順5.Rootログイン禁止

Root権限でSSHできないように設定を変更します。

# cd /etc/ssh
# vi /etc/ssh/sshd_config


省略
#PermitRootLogin yes
省略

sshd_configPermitRootLoginを探します。
コメントアウトされていればコメントを外してPermitRootLogin noに設定してください。
コメントアウトされていなければPermitRootLogin yesかと思いますのでPermitRootLogin noに設定してください。

■SSHターミナルに対して、キーボードのiを一度押すと編集モードに切り替わります。
上記の編集作業を書き換えたらキーボードのescを押すと、保存モードに変化します。

  • 保存する場合はcommand+:に続けてwqを押します。
  • 保存しない場合はcommand+:に続けてq!を押してください。

■編集が終わりましたら設定を有効化するためにsshdを再起動します。

# systemctl restart sshd

以上で手順は終わりです。お疲れ様でした。

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