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AWS Bedrock と AWS Chatbotを利用して、SlackからBedrockを使うための備忘録

Last updated at Posted at 2025-01-04

はじめに

下記の記事を参考にAWS BedrockをSlackで使うための環境構築を行なった際のメモを備忘録として記事に残しておこうと思います。

この記事で書いていること

設定の流れ

  1. Bedrock エージェントの作成
  2. IAMポリシー、IAMロールの作成 :pencil: 備忘録:IAMポリシーの設定
  3. AWS Chatbotの作成 :pencil: 備忘録:Bedrockでモデルを使うための設定
  4. Slackの設定
  5. Slackで質問してみる :pencil: 備忘録:スレッドの内容を考慮して質問を返してくれる

設定の流れはだいたいこんな感じ、40分程度あれば設定できるのでSlackで生成AIのChatbotをサクッと試してみたいという方にはオススメです。
この記事で備忘録として書いているものには、『 :pencil: 備忘録 』と記載しています。

IAMポリシーの設定

上記の記事にも記載はありますが、Resourceの設定について改めて解説しておきます。
Resourceの設定は、Amazon Bedrock > エージェント > 作成したリソースエージェントの概要に記載の2つの情報を使って組み立てます。

エージェント ARN

  • 例: arn:aws:bedrock:ap-northeast-1:XXXXX:agent/ABC12345
    bedrock_agent_arn.tiff

エイリアスエイリアス ID

  • 例: DEF12345
    bedrock_agent_alias.tiff

Resourceの組み立て

  1. エージェント ARNagentagent-aliasに書き換えて、arn:aws:bedrock:ap-northeast-1:XXXXX:agent-alias/ABC12345/DEF12345と、設定してください
  2. 次に、1で作成したパスの最後にエイリアスIDを繋げて、最終的にarn:aws:bedrock:ap-northeast-1:XXXXX:agent-alias/ABC12345/DEF12345とします。これをIAMポリシーのResourceに設定すれば良いです

設定したポリシーの全体は下記のようになります

{
    "Version": "2012-10-17",
    "Statement": [
        {
            "Sid": "AllowInvokeBedrockAgent",
            "Effect": "Allow",
            "Action": "bedrock:InvokeAgent",
            "Resource": [
                "arn:aws:bedrock:ap-northeast-1:XXXXX:agent-alias/ABC12345/DEF12345"
            ]
        }
    ]
}

Bedrockでモデルを使うための設定

今まで使ったことのない方は、モデルアクセスの設定を行う必要があります。まずは、Amazon Bedrock > モデルアクセス にアクセスして、利用したいモデルを選択して、アクセスを許可してください。

アクセスが許可されると、下記のようにステータスも更新されます。
image.png

アクセスが許可されると、Bedrockのエージェントの詳細からモデルが選択出来るようになります。
bedrock_model.tiff

スレッドの内容を考慮して質問を返してくれる

スレッドの内容を考慮して質問を返してくれるようですが、試しにS3に関する質問をしているスレで、全く違う内容を質問をしてみると「元の質問から話題が変わってしまいましたね」と優しく指摘してくれました。エージェントの指示に「同僚に話すような優しい口調で回答して。」など、自分好みに設定しておくと優しい相方を手にいれることが出来るようです。

image.png

image.png

以上、備忘録でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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