RLoginを使ったポートフォワードの設定について書いています。
読者の想定
- 開発環境を利用するために多段のポートフォワード接続が必要
- TeraTermなどで毎回接続するのが大変
- ポートフォワードのことをあまりよくわかっていない
概要
- 公式ページ
https://kmiya-culti.github.io/RLogin/ - GitHub(公式ページに記載あり)
https://github.com/kmiya-culti/RLogin/releases/
RLoginはTeraTermと同じようなターミナルツールです。
簡単に複数の接続先がある場合にタブで分類したりできて、設定ファイルをエクスポートすることで他の人にも共有できるので便利です。
ポートフォワードの設定
RLoginは簡単にポートフォワードの設定ができます
ポートフォワードの設定は、「サーバー」>「プロトコル」>「ポートフォワード」でおこないます。
設定は次のようにおこないます。
- Listened
- Host Name : 自端末のためlocalhost
- Port : 使用してない適当なポートを指定します
- Connect
ポートフォワード設定をした状態で接続することでこのように自端末からサービスにアクセスできます
ファイル転送も簡単に
ポートフォワード先とのファイル転送は、通常scpコマンドでコツコツ転送する必要がありますが、
自端末とポートフォワード先を直接繋いでいるように転送することができます。
鍵管理もわかりやすく
鍵認証のサーバーの場合、多段で接続しているとそれぞれのサーバーに鍵を配置する必要がありますが自端末の鍵を指定して認証するため、それぞれのサーバーに鍵を配置する必要がありません