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ping断を検知したときに確認したいこと5つ (Windows版)

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概要

最近まで特に問題なく動作していたWindows仮想マシンにてPing断を検知し、暫くその状態が継続しているという障害が発生。
そういう状況に陥ったときに私がいつも確認している点を5つまとめてみます。

環境

  • ESXi6.0
  • vCenter Server Appliance6.0
  • Windows Server 2012R2
  • VMバージョン:11
  • vSphere Web Client6.0

①VMの電源状態を確認する

Ping断の連絡を受けたら、まずやることはVMの電源が落ちているのか、そうではないのか確認です。(VMの電源が落ちている状態には遭遇したことはないですが、、、)
電源に問題がない場合、vSphere Web Clientのサマリタブやトリガーされたアラームの確認を行い、重大な警告が出ていないか見てみます。

②ネットワーク状態を確認する

Windowsキー+Rで「ncpa.cpl」を実行し、ネットワークデバイスの状態を確認します。
まれにネットワークデバイスが無効になっており繋がらなかったことがあるので注意です。(経験あり)
pic1

③IPアドレス・サブネットを確認する

IPアドレスが間違っていることは殆どないと思いますが、サブネットが違うことはたまにあります。(経験あり)
ネットワークに詳しくない方が設定したりすると、違うことがあるので見直すと吉です。

※Windowsキー+Rで「ncpa.cpl」を実行するか、コマンドプロンプトでipconfigコマンドを実行して確認しましょう。

④MACアドレスに相違がないか確認する

接続しているネットワークデバイスが2つ以上ある場合、異なるMACアドレスのデバイスにIPアドレスを設定している可能性があります。
「ipconfig /all」コマンドで物理アドレスを確認し、vSphere Web ClientにVMの設定の編集を開き各ネットワークデバイスのMACアドレスと一致しているか確認しましょう。
pic

⑤ファイヤーウォールが有効になっていないか確認する

ファイヤーウォールが有効になっているとPingにて疎通確認ができないので、Windowsキー+Rで「firewall.cpl」を実行し確認します。
有効になっていた場合、「ファイヤーウォールの有効化、無効化」にてファイヤーウォールが無効にしましょう。

最後に

私が実際に遭遇したことがあるものをもとにまとめてみたのですが、他にこんな事よくあるなど教えていただけたら嬉しいです。
普段基盤を触らない方が設定をついうっかり変えてしまうこともないとは言えないので、障害が発生したときは焦りますが、1つ1つ問題を切り分けたいなと思います。(自戒を込めて)

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