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vSphere Web Client6.0で仮想マシンにローカルのisoイメージをマウントする

Last updated at Posted at 2018-09-19

課題

今回直面した問題は、以下の通り。
「vSphere Web Client6.0では、ローカルディスクに置いているisoイメージを仮想マシンにマウントできない」
これまで、普段の業務はvSphere Web Clientを用いて行い、ローカルにあるisoファイルを仮想マシンにマウントするときだけvSphere Clientのコンソール画面から作業していた。
(※デフォルトでは、vSphere Web ClientでローカルのisoファイルをVMにマウントできない

しかし、vSphere ClientとvSphere Web Clientを行ったり来たりするのはめんどくさいので、自分自身の作業を全てvSphere Web Clientで完結できるようにした。

環境

環境は、クローズドで構築している。
- vSphere Web Client 6.0.0
- ESXiバージョン 6.0.0
- VCSAバージョン 6.0.0
- VMRC 10.0.2
- VMバージョン 11

解決方法

①スタンドアロンVMRC(VMware Remote Console)をVCSA環境にインストールする

私はWindows環境でvSphere Web Clientを用いているので、VMRCのWindows版を以下のページよりダウンロードした。

【VMRCダウンロード】
https://my.vmware.com/ja/web/vmware/details?downloadGroup=VMRC1003&productId=742#product_downloads
※Windows版以外にも、Mac・Linux版をインストールすることが可能。

VMRCのダウンロードが完了したら、アプリケーションを実行しデフォルト設定のままインストールを完了させる。

②USBコントローラを仮想マシンに追加する

VMRCを使い始める前に以下の設定をする必要がある。
リモートコンソール画面では、自分の端末のマウスと仮想マシンのマウスが全くというほど合わない。仮想環境のマウスがすぐぶっ飛んでしまうので、VMに「USBコントローラ」が追加されているか確認する必要がある。

【変更方法】
対象VM右クリック>設定の編集>デバイス追加でUSBコントローラを選択
※USBコントローラは2.0と3.0があるが、どちらでも問題なし。

※VMware toolsが既にインストールされているVMであればマウス操作に不自由を感じることはない。(実際に確認済み)しかし、VMを新規作成した場合はVMware toolsが入っていないので、ゲストOSをインストールする作業を行うときはUBSコントローラを追加しておくと便利だと思う。

③VMRCを起動させる

リモートコンソールを使用するVMのサマリタブを開き、画面中央部の「リモートコンソールを起動する」をクリックすると別画面でVMRCが起動する。

④ローカルisoイメージをマウントする

この作業は仮想マシンがパワーオンでないとできないので、事前に電源状態を確認しておく。

【isoイメージマウント手順】
VMRCを起動>画面上部のVMRCをクリック>取外し可能デバイス>CD/DVDドライブ> ディスクイメージファイル (iso)>isoイメージマウントする

  • ゲストOS上で使用するisoイメージの場合:ゲストOSにログインしてイメージがマウントされているか確認する。
  • OSイメージをマウントした場合:VMにisoイメージをマウントしただけでは自動的にブートしないので、一度コンソール画面で[Enter]を押すとisoブートが開始する。

通常のコンソール画面より、操作しやすいので使ってみる価値ありだと思う。

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