概要
クローズドのwindows環境にて、スタンドアロンChromeを使ってvSphere Web Clientを開こうとすると、URLのところに警告マークと「保護されません」、ページ部分には「この接続ではプライバシーが保護されません」と表示される。
毎回警告が表示されるとめんどくさいので、スキップできる方法をまとめてみた。
環境
- Windows Server 2012R2
- スタンドアロンChrome 32bit
- vSphere Web Client 6.0
- chromeバージョン 66.0.3359.139
対処法
詳細設定をクリックする
xxx.xxx.xxx.xxxにアクセスする(安全でありません)をクリックする
信頼されたルートCA証明書をダウンロード
ダウンロードファイルを解凍後、拡張子がr0のファイルを[crl]、0のファイルを[crt]を変更する
※拡張子がr0ではなくr1の場合もあるが、拡張子0以外はcrlに変更する
mmcを開き証明書を追加する
※mmcとは?
Microsoft Management Consoleの略。Windowsの管理をするためのツール。
ファイル→スワップインの追加と削除を選択する
左側の一覧から証明書を選択し追加をクリックする
コンピュータアカウントにチェックを入れ、次へ
ローカルコンピュータにチェックを入れ完了
証明書が追加されているのを確認し完了をクリック
追加された証明書をダブルクリックし、「信頼されたルート証明機関」を右クリック→「全てのタスク」→「インポート」
参照からダウンロードしたcrtファイルを追加
ブラウザを開きなおす
一旦ブラウザを閉じてChromeを開きなおすとエラーなく接続できれば完了。