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RaspberryPi上でFlask+uWSGI+NGINXを繋げる方法

Last updated at Posted at 2020-07-30

いろんなサイトを参考にしているが、どれも自分の環境で動いているサイトがないため、試行錯誤しながら、やっと繋げることができたので、記録として残す。

やっとこと。

  1. uwsgi.iniファイルの設定
  2. uwsgi Unitサービスの設定(ここで苦労
  3. nginx confファイルの設定(ここでも苦労

ノウハウとして、以下が必要と感じた。

  • socketプロキシサーバーの理解が必要
  • 仮想環境の実行パスの理解

1. uwsgi.iniファイルの設定

# uwsgi.ini

[uwsgi]

socket = /tmp/uwsgi.sock
chmod-socket = 666

# wsgiファイル
wsgi-file= <実行するPythonファイルのフルパス>
callable=app

# アクセス許可ホスト:ポート
socket=0.0.0.0:8080

※重要なことはアクセス許可はsocket=127.0.0.1:ポート番号または0.0.0.0:ポート番号にすること。なお、当初はhttp=0.0.0.0:ポート番号を指定していた。nginx側でsocketを設定していたので、これだとプロキシが通らない。

2. uwsgi Unitサービスの設定

サービスの場所:
/etc/systemd/system/uwsgi.service
中身:

[Unit]
Description=uWSGI instance to serve flask
After=network.target

[Service]
User=<user name>
WorkingDirectory= <作業ディレクトリ>
ExecStart= <uwsgi実行モジュールのフルパス> uwsgi.ini

[Install]
WantedBy=multi-user.target
  • user nameはpiなどを設定する
  • 作業ディレクトリはuwsgi.iniファイルが入っているディレクトリを指定する
  • uwsgi実行モジュールのフルパスは、仮想環境(venv)を指定する(指定例:/home/pi/project/venv/bin/uwsgi)

※ここでExecStartのパス指定エラーが出ていて苦労していた。venv環境だとパスがわかりにくいので、pwdでもパス確認できない。.venvなどの仮想環境と言ってもパスは実在するので、直パス指定ができることがわかった。(ユーザ認証が必要)

uwsgiは仮想環境でしか呼び出せないため、ExecStart=/usr/binだと呼び出せない
逆に仮想環境ではなく、通常の環境にuwsgiを入れれば、呼び出せると思われる。(試していない)

※仮想環境でない場合でも動くことは確認できた。
uwsgi.serviceをほかのアプリに切り替える場合は、下記のパスを変更すればよい。
ExecStart= uwsgi実行モジュールのフルパス uwsgi.ini

エラーになったため、エラーログを取得するように設定を追加

[Unit]
Description=uWSGI instance to serve flask
After=network.target

[Service]
User=pi
WorkingDirectory=/home/pi/MatplotlibForFlask
ExecStart=/usr/bin/uwsgi /home/pi/MatplotlibForFlask/uwsgi.ini

# 標準出力と標準エラー出力をファイルにリダイレクトする
StandardOutput=file:/home/pi/MatplotlibForFlask/uwsgi_stdout.log
StandardError=file:/home/pi/MatplotlibForFlask/uwsgi_stderr.log

[Install]
WantedBy=multi-user.target

変更後はTerminalで:

systemctl daemon-reload

3. nginx confファイルの設定

  1. 「/etc/nginx/conf.d/<任意>.conf」の内容は以下に示す
  2. /etc/nginx/sites-enabled/defaultを無効にする
server {

    listen 8081 default_server;
    server_name _;

    location / {
        include uwsgi_params;
        uwsgi_pass unix:///tmp/uwsgi.sock;
    }
}

※ここで重要なことは二つ、
1つは、listen ポート番号とuWSGIのポート番号を重複しないこと。重複すると正常に動作できない。
2つは、[uwsgi_pass unix:///tmp/uwsgi.sock;]を指定すること
httpでも指定できるようだが、うまくできなかった。

そのほかいのパラメータは特に指定していない。
例えば、プロセス数やメモリなど

以上、いろいろ不足する点があるかもしれないが、今はこの設定で動いているので、良しとする。

後は以下のコマンドでサービスを状態を確認

sudo systemctl status nginx.service
sudo systemctl status nginx.service

正常に動いていればよい。

Nginxログを確認するには、
/etc/nginx/nginx.confを確認し、access logのパスを確認する
通常であれば、
/var/log/nginx/にある

※dotenvが動かない場合

pip uninstall dotenv-python
pip uninstall dotenv

pip install python-dotenv
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