以下の2点について解説する
- オンボードLEDのデフォルト設定の問題点について
- RaspberryPi 3BのPowerLEDとACT LEDの設定を変更する方法を紹介する
1. RaspberryPiオンボードのLEDの動作の問題点
起動中デフォルトの状態は以下
Power LED:常に点灯(赤色)
Act LED:データアクセス時に点滅(緑色)
poweroff実行後
Power LED: 常に点灯(赤色)
Act LED:データアクセスしないため、消灯になる
※ここで肝心なのは、最後の点滅がいつのタイミングで終わっているかが予測できないため、電源スイッチを押すタイミングがわからないことである。
2. RaspberryPi 3BのPowerLEDとACT LEDの設定を変更する
Power LEDとACT LEDは/boot/config.txtに以下を追記し、点灯状態を変更した。
$ sudo nano /boot/config.txt
dtparam=act_led_trigger=heartbeat
dtparam=pwr_led_trigger=off,pwr_led_activelow=on
この設定で以下のような動きになる。
起動中:
Power LED:常時消灯
ACT LED: ハードビート(心臓のような一定のサイクルで点滅)
poweroffコマンド実行後:
Power LED:常時点灯
ACT LED:消灯
上記の設定では、Power LEDは消費電力が低い時に常時点灯の合図の意味なので、この時に電源OFFしてもよいという意味になるので、常時点灯後、ACT LEDが消灯であれば、電源OFFする。
人の好みもあるが、夜間で赤色のPower LED常時点灯だとかなり眩しいので、緑点滅のLEDが人にやさしいと感じる。
皆さんはどうでしょうか?