構築の前提に必要な知識
Flaskとは
Flask(フラスク)は、プログラミング言語Python用の、軽量なウェブアプリケーションフレームワークである。標準で提供する機能を最小限に保っているため、自身を「マイクロフレームワーク」と呼んでいる。そのため、初学者には学習しやすい。しかし、日本語のコンテンツが充実していないのが特徴。Jinja2をテンプレートエンジンとして、WEB開発しやすくなっていて、Pythonベースであるため、バックヤードでは、Pythonプログラミング言語の知識を十分に活かせることができます。
Flaskの環境構築
ラズパイ上でFlaskを構築するディレクトリを作成し、仮想環境をアクティベーションする。
以下はLinuxの構築例
※Windowsの場合は若干差異はあります。
$ mkdir hello_flask
$ cd hello_flask
$ python3 -m venv venv
$ source venv/bin/activate
(任意)Flaskインストール前の仮想環境にインストールされているライブラリの確認
(venv) $ pip list
Flaskをインストールする。
(venv) $ pip install flask
(任意)Flaskインストール後の仮想環境にインストールされているライブラリの確認
(venv) $ pip list
Package Version
------------- -------
click 7.1.2
Flask 1.1.2
itsdangerous 1.1.0
Jinja2 2.11.2
MarkupSafe 1.1.1
pip 18.1
pkg-resources 0.0.0
setuptools 40.8.0
Werkzeug 1.0.1
requirement.txtからパッケージをインストールする場合
pip install -r requirement.txt
host='0.0.0.0'の指定が大事
0.0.0.0を指定しない場合は、ラズパイ本体のブラウザのみは動作するが、外部(リモートPC/Mobileなど)からアクセスできない。