原点からの距離を求める

コード

入力された点の、原点からの距離を求める。

genten.cpp

#include<iostream>
#include<string>
#include<cmath>

//点の座標を格納するための構造体
struct Point{
        std::string name;
        double x,y;
};

//構造体に、点の名前、点の座標を入力する関数
void input(Point *p){
        if(p!=nullptr){
            std::cin>> p->name >> p->x >> p->y;
        }
}

//原点からその点までの距離を返す関数
double dist(Point &p){

        double x1=std::pow((p.x),2.0);
        double y1=std::pow((p.y),2.0);

        double distance=sqrt(x1+y1);

        return distance;
}

int main(){
        Point a;

        std::cout<<"座標を入力してください。";
        input(&a);
        double d=dist(a);

        std::cout<< "Distance : "<< d << "\n";

        return 0;
} 

解説

まず、座標を格納するための構造体・Pointを定義します。

次にその構造体に座標を入力し格納する、input関数を定義します。
ここで、ポインタの理解を深めるために、ポインタを使った値渡しを使用してみました。

genten_input.cpp

void input(Point *p){
        if(p!=nullptr){
            std::cin>> p->name >> p->x >> p->y;
        }
}

input関数はvoid型です。
main関数内で、input(&a)とすることで、Point型変数・aへのポインタを渡します。

このときポインタ pは、変数aを指します。
よって、ここで名前や値を入力していくと、各要素は変数aに代入されていきます。

次は、原点からの距離を求める、dist関数です。

genten_dist.cpp

double dist(Point &p){

        double x1=std::pow((p.x),2.0);
        double y1=std::pow((p.y),2.0);

        double distance=sqrt(x1+y1);

        return distance;
}

原点からある点までの距離は、ある点を (a,b)　とすると、

\sqrt{a^2+b^2}

で求めることができます。
これを利用して計算していきます。

以上です。

今回、始めて投稿をさせていただきました。
何か間違いがありましたら教えていただけると助かります。