作業手順
①ファイルが入っているディレクトリの存在チェック
・ディレクトリが存在する→作業を続行、存在確認表示
・ディレクトリが存在しない→作業を中断、存在未確認表示
②ファイルの存在チェック
・ファイルが存在する→存在確認表示
・ファイルが存在しない→存在未確認表示
確認するファイル
・/AAA/BBB/CCC/D1/ディレクトリ中の**”akari.prm”ファイル
・/AAA/BBB/CCC/D2/ディレクトリ中の”kaori.prm”**ファイル
# 初期設定
# 格納ディレクトリ
DIR_1='/AAA/BBB/CCC/D1/'
DIR_2='/AAA/BBB/CCC/D2/'
# 検索したいファイルの名前定義
CHECK_f1='akari.prm'
CHECK_f2='kaori.prm'
変数定義をしておく理由は、後から変更がしやすくなるからです。
①ディレクトリの存在チェック
まずはファイルが入っているD1、D2ディレクトリの存在チェックから始めます。
if文のオプションで -d を使うと、対象がディレクトリの場合、真を返してくれます。
また、elseを使うことによって、処理を終了してくれます。
# ディレクトリ存在チェック
#/AAA/BBB/CCC/D1/ディレクトリ
if [ -d ${DIR_1} ]; then
echo "$DIR_1 found."
else
echo "$DIR_1 NOT found."
exit
fi
#/AAA/BBB/CCC/D2/ディレクトリ
if [ -d ${DIR_2} ]; then
echo "$DIR_2 found."
else
echo "$DIR_2 NOT found."
exit
fi
②ファイルの存在チェック
次に、ファイル名で検索して、存在するか?のチェックをします。
if文のオプションで -f を使うと、対象がファイルの場合、真を返してくれます。
# ファイルの存在チェック
#akari.prmファイル
if [ -f ${DIR_1}${CHECK_f1} ]; then
echo "${CHECK_f1} found."
else
echo "${CHECK_f1} Not found."
fi
#kaori.prmファイル
if [ -f ${DIR_2}${CHECK_f2} ]; then
echo "${CHECK_f2} found."
else
echo "${CHECK_f2} Not found."
fi