こんにちは
TRAILBLAZERでフロントエンドエンジニアをしている永吉です。
専門はフロントエンドなのですが、今の現場では以下の領域をフルスタックに開発しています:
- SwiftによるiOSアプリ開発
- KotlinによるAndroidアプリ開発
- Djangoによる管理画面・API開発
慣れない言語での開発ですが、Github Copilotを導入してからかなり楽になったので活用事例を紹介したいと思います!
Github Copilot導入方法
現場ではXcode, Android Studio, PyCharmを使っているのでそれぞれのエディタに導入しました。
各エディタでの導入手順はこちらを参考にしました:
環境へのGitHub Copilot拡張機能のインストール
※Xcodeは以下の設定をOFFにしないとエディタを切るたびにCopilotが切れちゃうので注意です:
Copilot活用の一例
ここではAndroid Studioを使った事例を紹介します!
自動補完
コメントで指示する
コメントにやりたいことを書くと、それを実現できるコードを提案してくれます。
また、すでに書いたコードにコメントを書こうとすると、コメント内容も提案してくれます。
ダミーデータを作成してもらう
変数名をそれっぽくすると値を補完してくれます。
以前書いたコードやモデルから値を推測してくれるので、テストを書くときにとても重宝します!
コードの部分選択
コマンドで指示を出す
コードを部分選択して、左側に出るCopilotのアイコンを押すとテキスト入力エリアが出てきます。
そこに/explain
や/simplify
などのコマンドを入力すると、それに応じた返答をしてくれます。
このコードは何をしているんだろうと思ったときや、書いたコードがイケてないなと思ったとき使ってます!
エラーを解消してもらう
エラーが出た部分を選択して、「エラーを解消してください」と入力すると解決策を提示してくれます。(/fix
コマンドを使っても同じです)
間違ったサジェストをしてくることもありますが、「〜が間違ってます」と教えてあげると修正した案を提示してくれます。
チャット機能
言語やアーキテクチャについて質問する
現場ではクリーンアーキテクチャを採用していますが、時折ルールに沿わないコードを見かけます。
そんなときは自分が感じた違和感が合っているかどうか、チャット機能を使って確認しています。
使うときに気をつけるべきこと
使うときに気をつけないといけないことは、提案されたコードや説明を鵜呑みにしないということです。
AIはまだまだ進化途中で、間違った内容を提案してくることがあります。
また、効率的なコードでも可読性が低いと感じたら不採用にするなど、
提案してくれたコードを採用するかは自分で判断することを心がけています。
最後に
最初はGithub Copilotって何だろう?ぐらいから使い始めたのですが、導入して使い始めると色々な使い方ができることに気づき、段々慣れてきました。
導入してから開発スピードが向上したのはもちろん、今まで存在を知らなかったメソッドを提案してくれたり開発の幅が広がったのを実感しています。
他にも色んな活用方法があるかと思いますが、まだ導入していない方はぜひご検討ください!