(MacOSです。)
変換するの面倒...
ターミナルからリサイズできるけどいちいちコマンド覚えてない...
と思って、簡単に実行できるようにしたので紹介します。
何をするか
ターミナルで一発でリサイズできるように、シェルスクリプトを作っておきます。
完了するとこんな感じに変換できるようになります。
順を追って、方法を紹介します。
1. シェルスクリプトを書いたファイルを作成
画像のリサイズには「sips」コマンドを使用します。
リサイズする場合は
sips -Z 縮小後の横幅 画像ファイル -o 出力先
こんなかんじ。
ファイルを作成し、コマンドをそこに保存しましょう。
今回は「resize」という名前でファイルを作成し、以下のコマンドを保存しました。
(このファイル名が、最終的に呼び出す時のコマンドになります)
#!/bin/bash
fileName=`basename $1`
name=${fileName%.*}
extension=${fileName##*.}
sips -Z $2 $1 -o ~/Desktop/$name-r.$extension
echo "Saved to desktop."
$ toGif 動画のパス
の形式で実行する事を想定しています。
$name.gif
の拡張子を変えれば他の形式に変換することもできます。
(MP4とか…それ以外浮かばないけど…)
少しだけ解説
fileName=`basename $1`
では、
第一引数($1
)として受け取ったファイルパスからファイル名を取り出し、
name=${fileName%.*}
でファイル名のみ、
extension=${fileName##*.}
で拡張子のみ取り出しています。
sips -Z $2 $1 -o ~/Desktop/$name-r.$extension
ここでは、サイズとファイルを指定してリサイズしています。
保存先はデスクトップ、ファイル名は元のものに「-r」をつけたものを指定しています。
2. パスを通す
作成したファイルにパスを通します。(→ コンソールから呼び出せるようにします)
パスを通すにはホームディレクトリにある.bash_profile
に、以下を追記します。
.bash_profile
は、ログイン時に一度実行されるファイル的なものです。(認識間違っていたら教えて下さい)
export PATH=$PATH:作ったファイルのパス
私はDocuments下にscriptというフォルダを作り、そこにパスを通しているので
export PATH=$PATH:~/Documents/script
こんな感じのものを追記してあります。
(その他作成したシェルスクリプトもそこにまとめてあります。いちいちパス通し直さなくていいのでおすすめです。)
.bash_profile
を更新した後は、
source ~/.bash_profile
で再読み込みしましょう。
以上で、コンソールから最速(?)で画像をリサイズできるようになりました。おめでとうございます。
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類似記事の「最速で動画をGifに変換する」もどうぞ。
「もっとこうしたほうがいいよ!!」「これもおすすめだよ!!」などあればぜひお教えください。
ありがとうございました。