情報系の学部に所属する女子大学生が、2ヶ月半の勉強で基本情報技術者試験(以下FE)に合格した話。投稿の練習がてら何を書こうと思った時、申し込み今頃だったなぁと思い出したため、書いてみました。
FEのリンクを貼っておきます。
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:基本情報技術者試験
資格前の知識レベル
私がFEに挑戦したのは大学2年の秋。国家資格を得たいという欲望と、情報の基礎知識を定着したいという願望のもと8月から勉強を始めた。
-
この時点で知識があった分野
- ソフトウェア
- ハードウェア
- アルゴリズム・プログラミング
- ネットワーク(多少)
- セキュリティ(多少)
-
この時点で知識がなかった分野
- データベース
- 開発技術
- マネジメント
- システム戦略・サービス戦略
- 法務
これはかなり知識に偏りがありますね…。
使った参考書
平成30年度-イメージ-クレバー方式でよくわかる栢木先生の基本情報技術者教室
平成31/01年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室(最新版)
猫の表紙が特徴的な一冊。わかりやすい説明と演習があるので取り組みやすい。半年に一回新しい本が出ているようなので、現在(2019年8月3日)の最新版も載せておきます。
過去問道場
参考書ではないが午前対策で使っていたサイト。午前の過去問をひたすらおこなえる。分野別で解けたり出題年度を指定できたりして、移動時間の勉強に便利だった。
午後は、IPAさんが公開している過去問を使用して勉強した。
勉強方法
午前の勉強がほとんどです。午後は過去問を少しだけやった程度。
最初の一ヶ月で参考書を読み切る
先ほど紹介した柏木先生の参考書を購入し読み始めた。しかしこの参考書、出題範囲が広いためしょうがないが、心がめげそうになる程分厚かった。
そこで私は、最初の一ヶ月で参考書を読み切ることを目標にした。内容が概ね理解できる程度に読み進め、苦手だった箇所は読み切った後に復習することに決め実行した。
残り一ヶ月半で過去問や復習
参考書を読み切った後、苦手な範囲だけ何回も読み返した。一通り頭に入った後は、過去問道場を使いひたすら演習。
この過去問道場は分野別の正答率も出してくれるので、苦手な分野がすぐわかる。苦手がわかったらまた復習というように、ひらすらループして弱点を潰した。
本番
午前
体感として、過去に出題された問題が3割程度でた。そのため、見たことがある問題も多くあまり焦らず解くことができた。ちなみに時間はギリギリでした。
午後
午後は過去問で対策したぐらいで全然勉強してなかったので、時間配分に失敗。もっと問題を早く読み解く力が必要だったと思う。アローダイアグラムなど得意な問題が出題されたため、こんな私でもなんとか点が取れた。
本番を経て感じたこと
主に3点
- 午前は過去問演習が大事
- 午後は、午前の知識をどれだけ活用できるか
- どちらも本番の試験時間を想定して、演習に取り組むべき
午前に関しては、思っていたより過去問が出て簡単だと感じた。実際、周りの友人も午前は合格点とれていたという子が多かった。
午後に関しては、どれだけ知識を自分のものにできているかが問われるような感じがした。これも問題慣れしておく必要あり。また、アルゴリズムやプログラム言語に触れたことのない人は、かなり時間をかけないと難しいレベルだった。時間をかけて理解するか、最初から捨てるかしかないのかなぁ……。
まあまあ難しいレベルの資格だとは思うが、正直IT系に進む人はとっておきたいところ。まずは申し込みから始めよう!!!