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Atom-IDEについて

Last updated at Posted at 2017-09-13

Introducing Atom-IDE | blog.atom.io
Introducing Atom IDE UI | Nuclide

使ってみると明白ですがIDEというのは政治的なネーミングでそうしたというのが、適切だと思います。
さて、もともとFacebookはNuclideと呼ばれるオールインワンパッケージを公開しています。
今回は、Atom IDE is extracted from Nuclideの通り、Nuclideから一部機能を機能を抽出したものであります。

Atom-IDEが提供する機能は、以下の通りです。

  • Diagnostics
  • Definitions
  • Find References
  • Outline View
  • Datatips
  • Code Formatting
  • Code Actions
  • Code Highlight
  • Busy Signal

さて、Nuclideはてんこ盛りパッケージとして悪名高いです。
上記だけでなく、複数言語のサポートも盛り込まれており重くなりがちです。
しかしながら、flowtypeユーザにとっては、誤解を恐れずに言えば、コレ以外まともな補完やエラー通知等があるパッケージがありませんでした。
そこに、今回のAtom-IDEにより、軽量Nuclide環境が実現しました。
これを踏まえると逆に機能が分離され、必要な機能はインストールする必要がなくなり、よりエディタらしくなったとも言えるでしょう。

インストール

クリーンな環境にインストールしました。

$ apm install atom-ide-ui
$ apm install ide-flowtype

触った感触としては、普通に軽量Nuclideですね。
しかし、Nuclideより劇的に軽いです。

Nuclideを比較して

軽量で高速であり、flowtypeのためだけにNuclideを入れざる得ない人にとっては福音でありましょう。
しかし、flowtypeの型のカバレッジ等、Nuclideにあって、Atom-IDEにない機能もあります。
issueを確認してところ、すでに上がっていたので実装される気配はあります。

VSCodeと比較して

Atom1.21 beta時点では、Atomの方が高速でしょう。
しかし、標準の機能、特に補完に関して言えばVSCodeが圧勝しており、Atom環境でこれを再現するのは現状難しいと思われます。
また、標準で提供しているGit連携もVSCodeの方が些か使いやすいと感じます。
VSCodeから移行すべかと聞かれれば全くないと答えます。

結論

Atom-IDEはNuclideより圧倒的に高速であり、既存のNuclideユーザは一考の余地があります。

※ この記事はvimを使って書かれました

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