prettier環境に合ったeslint configを作る

prettierとの組み合わせを考慮する

現時点で、prettierを使わない理由がないので、スタイルに関するlintは全てprettierに寄せるのが基本方針です。

また、prettier-eslintを使う理由もないでしょう。
以下は、prettier-eslintの作者のツイートですが、もう使っていないとのことです。

PSA: I'm no longer using prettier-eslint. I use raw prettier and disable all eslint style rules.

My life has been better ever since...

— Kent C. Dodds (@kentcdodds) 2017年9月29日

prettierのスタイルと重複しないようにするには、eslint-config-prettierに付属しているeslint-config-prettier-checkを使うとチェックできます。

prettier/eslint-config-prettier: Turns off all rules that are unnecessary or might conflict with prettier.

上記のreadmeのようにpackage.jsonに以下のように設定すると便利です。

 "eslint-check": "eslint --print-config .eslintrc | eslint-config-prettier-check",

eslint-find-rulesで全てのlintのルールを網羅する

eslintは開発が活発でどんどん新しいルールが追加されています。
それは大変素晴らしいことですが、それ故に自分の知らないルールがいつの間にか追加されている可能性も高いです。
この場合、eslint-find-rulesを使うと、設定してないルールが列挙されるので、便利です。

sarbbottam/eslint-find-rules: Find built-in ESLint rules you don't have in your custom config

参考レポ

自分のconfigは以下のようになっています。
他のconfigをextendsせずに、全てのeslintの設定を全て確認して書いてます。
この辺は、airbnbやstandard、xo、googleなどのconfigを継承して使ったほうが手軽で十分だと思います。

akameco/eslint-config-precure

状況に応じてFlowやJest、Reactのconfigを切り替え可能にしています。
デフォルトでは、一般的なconfigとimportに関する設定のみで、precure/ossとすればjestとflowの設定が入ってきます。

.eslintrc

{
	"extends": "precure"
}

.eslintrc

{
	"extends": ["precure/oss"]
}