Perplexity AI創設
2022年8月Aravind Srinivas氏は検索エクスペリエンスを向上させるというビジョンを掲げ、Perplexityを共同設立した12。
Artificial Intelligence would be the ultimate version of Google.
Google翻訳
人工知能は Google の究極版となるでしょう。
Aravind Srinivas氏は、2018年にOpenAIで強化学習、2019年にはDeepMindで対照学習、2020年からGoogleで勤務、2021年にカリフォルニア大学バークレー校で博士号を取得した後、再度OpenAIでDALLE-2開発に携わるなど、強力なAI・データサイエンスのバックグラウンドを持つ。同氏は、博士過程時にGoogleのLarry Page氏の上記の言葉に感銘を受け、最も効率的な方法で人々に情報を提供するという検索の使命を本当に解決できるのは、AIを完全に解決した場合のみであるということとし3、Perplexity AI設立にあたっては最先端のAIモデルを組み込んで、関連性の高い、パーソナライズされた正確な結果を提供することで、従来の検索エンジンから脱却することが掲げられている1。
Perplexity Ask, Bird SQL
2022年12月7日、新しい検索インターフェイスであるPerplexity Askを発表した245。Perplexity Askは、従来の検索エンジンのようにリンクのリストを表示するのではなく、あらゆる質問に直接回答する、すなわち検索結果を要約し、しかも引用を含めることで、提供された情報の正確性を簡単に確認できるようにされている。言語モデルとしてOpenAI社のGPT-3.5、検索エンジンとしてMicrosoft社のBingが利用されていた。
またその9日後の12月16日には、Twitter検索インターフェースであるBird SQLが発表された6。OpenAI社のCodexを利用して自然言語をSQLへ変換してTwitterの検索を行うことで、ユーザビリティに問題のあったTwitter検索の問題を解決しようとしている7。
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