VirtualBoxでArch Linuxを動かすための最低限の準備

VirtualBoxにArch Linuxを最低限インストールするために必要なことをメモ書きします。

なお、以下の点ご注意願います。

• ネットワークの設定については書いてませんので別途お願いします。
• 安全牌であろうファイルシステム：ext4とブートローダ：grubを選んでいます。

キーマップの設定

loadkeys jp106


パーティションを切る

fdisk /dev/sda
-> o
-> n [return/return/return/+ファイルシステムのサイズ]
-> n [return/return/return/return]
-> t [return/82]
-> w


ファイルシステムを書き込む

mkfs -t ext4 /dev/sda1
mkswap /dev/sda2


必要なブツのインストール

mount /dev/sda1 /mnt

vi /etc/pacman.d/mirrorlist
  -> JapanのftpサーバURLをファイルの先頭に。

pacstrap /mnt base base-devel

genfstab -p /mnt >> /mnt/etc/fstab
arch-chroot /mnt

もろもろの設定

vi /etc/hostname
  -> hostnameを書いてください。

ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime

vi /etc/locale.gen
  -> 「ja_JP.UTF-8 UTF-8」の行をアンコメント

locale-gen

vi /etc/locale.conf
  -> 「LANG="ja_JP.UTF-8"」を追加

vi /etc/vconsole.conf
  -> 「KEYMAP=jp106」を追加

ブートローダの準備

pacman -S grub-bios
grub-install --target=i386-pc --recheck /dev/sda
cp /usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES/grub.mo /boot/grub/locale/ja.mo
pacman -S os-prober
grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg


rootのパスワード

passwd
-> rootのパスワードを設定


後始末

exit
umount -R /mnt
reboot


ネットワークの設定
起動時にネットワークが有効になるようにしましょう。

systemctl enable netctl-auto@インタフェース名

インタフェース名は以下のコマンドで表示されます。

ip link

そして、DHCPでIPアドレスを割り当てられるようにしましょう。

systemctl enable dhcpcd.service

OpenSSHのインストール
Arch Linuxのここを参考にしてください。

これでインストールできると思います。
最低限インストールするだけなら、意外とArch Linuxは話が早いと思います。