この記事は CivicTech & GovTech Advent Calendar 2022 19日目の投稿です。
初めてシビックテックに参加してみたので、感想を書きます。
シビックテックとは
シビックテック(Civic Tech)とはCivic(市民)がTechnology(技術)を用いて社会課題を解決していくものです。社会課題というと難しく捉えがちですが、もっと幅広い意味で捉えてもよいかと思います。
やってみて
WordPressプラグイン作成
Webサイト閲覧者がクレジットカードで寄付し、その金額や定期的な寄付を管理するWordPressプラグインを作成しました。
体制
PM1人、自分を含めたエンジニア3人のチームで開発を進めました。普段はそれぞれが別の組織に所属していましたが、何かの役に立ちたいと考え集まったような形です。
やりがい
自分ひとりではなく複数のメンバーで協力して作り上げていくことへのやりがいを再認識しました。
難しかったこと
私自身、社外の方と共に開発するのが初めてでいろいろ不慣れな点が多かったと思います。バックグラウンドが異なる方とミーティングの時間帯が合わないことから始まり、認識合わせがうまくいかないこともありました。
今考えると、もう少しコミュニケーションをとるべきだったかと思います。
Webサイト構築
行政に関する見える化サイトを構築しました。
体制
約10名が関わるプロジェクトで、エンジニアの方は5名ほどおられました。
やりがい
上記のプロジェクトと比較するとより幅広く、高めの技術を用いて開発ができました。自分なりに工夫することができたり、メンバーの方とより深く関わることができたりしてやりがいは大きかったです。
難しかったこと
自分の技術では解決できないようなところもあり、いろいろと助けて頂きました。それ自体はいい経験になったと思います。
また、サイトを作り上げた後に使い続けてもらえるのかというところは、自分たちだけでは難しいところもあるなと感じました。
シビックテックに参加するには
Code for JapanのSlack、Social Hack Day
Slackは誰でも入れますので、気軽に見てみてください。「#04_join_project」にたまにメンバー募集があるので、チェックしておくとよいです。
もくもく会のような形の「Social Hack Day」というイベントが月1回あります。その場で気になったプロジェクトに参加することができます。いろいろな種類のプロジェクトがあるので、どういった立場の方でも気軽に参加できます。
GRANT
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GRANTホームページ
NPO団体などが作ってほしいものや手伝ってほしいことを投稿し、対応できるユーザがそれに立候補できます。
基本的にひとりでの対応となりますが、高い技術力(プログラミングなど)を要求されるわけではないのでそんなに心配はいらないと思います。
(IT関連以外の要望もあるので、募集内容は確認する必要あり)
まとめ
やり始める前は自分にできることはあるのかなと不安に思う面もありました。実際にやってみると意外とできることはあり、社外の方との繋がりも増えたり、感謝されることもありました。今後も活動を続けていきたいと思います。